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【カラダNEWS】乾燥にインフルエンザとチョットしたトラブル

こんにちは
生活のタネをお届けするタネ屋のマルです

今日も私見たっぷりのタネをお届けします。

 

 

体調はいかがでしょう?

 

メディアでも沢山情報が流れているように、異常な乾燥とインフルエンザのピークですね。

それぞれは相乗効果で広まりやすい状況になりますので先ずは注意が必要ですね。

 

乾燥すると皮膚の湿疹なども出易くなっているようです。

この時期は保湿がとにかく大事なのは現場で見ていると痛感します。

 

外と内の境界線の機能が弱くなってしまいます。

現在は国の外と内の境界線の壁が問題になってますので、

ここでは境界線の機能の一つの考え方をご紹介

 

私達のカラダの物理的な境界線は肌や粘膜になりますね。

でも今回はカラダの「気血水」の出入り口(情報の出入り口)の【腠理(そうり)】という機能にフォーカスしてみたいと思います。

 

腠理は主に「気」と「水」の出入り口で、鍼灸の方が注目するポイントなのではないでしょうか? 

ザックリ言うと、中国医学の学説の一部を成す考え方です。

 

現代科学で言えば毛穴や汗腺だとイメージするといいのだと思います。

 

「気」「水」の出入り口ですので、バリアでもあり、老廃物の放出場所でもあります。

「気」が充実して、「水」が満ちている状態は、赤ちゃんが一番イメージしやすいのではないでしょうか?

全身全霊で生きている!感じですね。

 

で、今の乾燥やインフルエンザ等との関連になるのですが、

「腠理」は寒い閉じて「気血水」を肌の奥にしておくのですが、冬でもたまに気候が緩む時があります。

この時にカラダは順応して「腠理」を開いて「気」「水」の出入りを調整します。

しかし冬はいつまでも緩む事はなく、また急に冬らしい寒さが戻ってきます。

この時に「腠理」が開きっぱなしで「寒気」が入ってしまい風邪に、、、と言うことがよくあります。

要はウィルスがカラダに入り込みやすいカラダに寒気でなってしまうという考え方ですね。

 

簡単に言えば、「気温差」です。

 

と言っても一瞬の気温差というより、暫く快適な環境にいてカラダも温まって「腠理」が開放されている状態に外の寒さや風が急に当たると、スーッとカラダに入り込んで、更に仲間を呼び寄せる様にウィルスが引き込まれるようなイメージでしょうか。

 

こうなるとカラダが緊急体制に入り「熱を上げろー!」「免疫部隊の出動!」となってきてしまいます。

 

私達の生活や職場はますます管理され快適になっていく反面、外部とのギャップが大きくなってしまい、カラダのシステム側から見ると危機管理が非常に困難な状況とも言えます。

 

内側を守りたい心理は分かります。

私達は、服やマスクなどで、チョットした緩衝地帯をつくりながら段階的に慣らして対応していかないといけないのかもしれません。

 

私達もシビアな舵取りが必要になってきそうですね。

 

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また、土用期間は

チョットしたズレによるトラブルが起こりやすい時期です。

電車が遅れたりして予定がズレたり、体調が崩れて、スケジュールが変わったり、

少しゆとりをつくっておかないとイライラのモトになってしまいます。

今は気持ちもスケジュールもほんの少しで大丈夫なのでゆとりを持ちたいところですね。

 


今回のカラダNEWSはいかがでしたか?
新しいタネの発見につながっていったらうれしいです。


タネ屋のマル

 

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丸山  泰弘

薬剤師、健康・レストランのコンサルタント

 

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