こんにちは
生活のタネをお届けするタネ屋のマルです
今日も私見たっぷりのタネをお届けします。
今回のテーマは「体温」と「スーパーフード」
スーパーフードは、今回は発酵食品や酵素食品などを含めた昨今の注目されている食品全般として見てみます。
内容が優れた成分があるもの、含有量が優れたもの、古来から受け継がれた生え抜きのものなど様々です。
皆さんがとっている食品は、実際カラダで活躍しているのだろうか?
購入する際には、感想など批評を参考にされる方は多いはず。でも賛否両論ですよね。
この賛否両論を生み出す背景の一つの要因として「体温」があります。
ビタミン、ミネラル、酵素、腸内細菌、ファイトケミカル、アミノ酸、オイル等々各種ありますが、現代の私達にはこれらを「体温」が低くなる事で、効率よく利用出来なくなっている方が多くなっています。
特に昨今の酵素や腸内細菌のブームは、投資に対して勿体ない結果しか得られていないかもしれません。特に酵素は身体中にもありますが、機能するにはそれぞれ必要な温度があるからです。
「体温」は厳密にはカラダの深部体温の事で、冷え性とは別の意味です。
今回はわかりやすいように体温計で通常皆さんが計る体温で考えてみましょう。
私達の体温は日本人では36.5度と言われています。
私も一年に数回しか計りませんが、子供の頃から36.5〜36.6度で現在まできています。
この体温ですが、詳細は全て解明されているわけではありませんが、筋肉量に比例している事は確かですね。
筋肉ムキムキの人は平熱が37度超えている人が多いのです。
体温は基本的にはミトコンドリアの産生するエネルギーがベースとなって血液循環によって維持されています。
この流れからミトコンドリアが注目を浴びている側面もあると思います。
今回は例えでミトコンドリアで考えてみます。
ダイエットや美容でミトコンドリアを増やしたり機能を上げる栄養素を積極的に摂る人は多いと思います。
ただ、ミトコンドリア内は酵素が反応を進めています。そのカギは体温です。36度近くまで下がってくると酵素は反応しなくなってきます。材料があっても有効利用出来なければ、他へ回されてしまいます。
ミトコンドリアは実際には有酸素運動とカロリー摂取を少し抑えた時に機能が増し、数も一気に増えてきます。この後にスーパーフードがあると実感は良いものになりそうですね。
酵素や発酵食品を免疫強化の為に積極的にとっても、体温が37〜38度まで上がった時に免疫機能がフル活動するようになっていますので、37度過ぎた辺りでキツくなって解熱剤を飲む状況では、せっかくの食品も結局老廃物になって出て行くだけになって非常に勿体ない結果です。
先ずは平熱を上げる事からしか始まらないかもしれませんね。
手っ取り早く日常の体温を上げるには、筋肉をしっかりつける事または丈夫にする事です。
とは言っても運動はね、思うかもしれませんが、先日紹介した本のように週一回の運動で高齢者でさえ筋肉が増える事が分かっています。
医療の現場で回復力に挑むレアなケース (読書録) - 薬剤師が語る 生活のタネ
運動のためのくつも服も全く必要ありませんし、お金も道具もなくてもできます。
体温や冷え性についてはまたご紹介していきますが、新しい何かを取り入れる事より、まず基本に立ち返って、シンプルに生活すると時間も有効利用出来るかもしれませんね。
今回のテーマ「体温」はいかがでしたか?
新しいタネの発見につながっていったらうれしいです。
タネ屋のマル
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丸山 泰弘
薬剤師、健康・レストランのコンサルタント
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