薬剤師が語る 生活のタネ

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カラダ予報 <寒いと水分が控えめになってしまう>

こんにちは
生活のタネをお届けするタネ屋のマルです

今日も私見たっぷりのタネをお届けします。

 

 

本格的に寒くなってくると、感染症とは別の方がだんだん目立つ様になって来ます。

便が硬くなって「切れ痔」が多発します。

私は関係ないと思う方も多いかもしれませんが、

この2週間急に薬が出始めて、始まったな・・・と

寒さが日常の選択肢を変えている事がここから感じられます。

 

 

季節感をクスリで感じてしまうなんて、あまり嬉しくは無いですがしょうがないですね。

それだけ私達のカラダが自然環境と関係が強い証拠と捉えれば、これを書いている甲斐があるのかもしれません。

 

 

理由は簡単で、寒くなってくると、特に年配者程そうなんですが、

温かいお茶を飲む様になりますね。

実際飲んでいる時間は長いのかもしれませんが、温かい飲み物になると、急に摂取する水分としての量が一気に減ってしまいます。

一口の量が非常に減ってしまうので、飲んでいるつもりで、実はあまり取れていないんです。

 

そこに寒さが加わり、

更に座っている時間が長い人程お尻周りの血流が悪くなって来ます。

こうなると年齢関係なく切れやすくなってしまうんです。

 

食事も根菜など繊維質の物が豊富に取れるようになってくる反面、便は出来やすいのですが、更に水分が必要な状況であるのは間違いないです。

 

もう暫くすると、私達の身体も慣れて来ますので自動的に調整は出来るようになってくるかもしれませんが、高齢者の方はどうしても水分を控えめにしてしまいますので、特に高齢者と一緒にいる方は、白湯など利尿作用のないものを組み合わせながらお出しするのがいいのかもしれませんね。

 

また、若い方でも、忘年会シーズンでおを飲む機会が多いのではないでしょうか?

更に、鍋など塩分摂取が非常に多くなって体の内部にはいらない水分がたまってしまいます。

お酒も結局は水分になりませんので、便が最近硬くなっている気がすると思う方は、水分補給もしっかり忘れない方が余計なストレスは減らせます。

 

 

この便秘→切れ痔が次に多発する時期は

1月終盤から2月中旬にかけてです。

この時は冷えがピークというのがまたカラダと生活習慣に影響してくるのでしょう。

またその頃おしらせしますが、この1週間程はカラダが寒さに慣れるための時間ですので、少し水分補給を意識しておくと来週からは少し楽になるかもしれません。

 

因みに、乳酸菌飲料で腸内細菌をただ増やしても原因が違います。溜まりやすくなる悪玉菌の抑制ぐらいの効果しかありません。

先ずは寒さにカラダが馴染むまで温かい水分をしっかりとっていきたいですね。

 


今回のカラダ予報はいかがでしたか?
新しいタネの発見につながっていったらうれしいです。


タネ屋のマル

 

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丸山  泰弘

薬剤師、健康・レストランのコンサルタント

 

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@taneyakumaru