こんにちは
生活のタネをお届けするタネ屋のマルです
今日も私見たっぷりのタネをお届けします。
境界線が消える日
本日9日は「新月」になります。
月は古くから人間への影響や自然界の影響のみならず神話などでも多様な取り上げ方をされてきました。
特に多いのは太陽の「陽」に対して「陰」という側面でしょうか。
月は、宇宙の中では地球の周りを回っているというだけですが、私達の生活を考えた時には、太陽や日中の光に対して、反面の夜や闇を象徴してきた存在で、生活の半分を占めているとも言える存在です。
この「月」は「陰」という事で、内面の世界の象徴とも捉えられます。
月は満ち欠けがあり、新月はあるけど無い状態ですね。また、旧暦では一日にあたります。
ゼロスタートで徐々に満ちていく事になります。
先月の新月で面白い体験をしました。
スリランカの旅の時の出来事ですが、滞在の前半で新月のタイミングがありました。
その日は波が非常に高いな〜などと思う程度でした。
それが翌日、庭の池にいつもいるオオトカゲが外に出てホテルのレストランやプールサイドにやってきてウロウロ一日中してました。そんな事は通常無いらしくホテルのスタッフもビックリしてます。人間に危害はないので問題はないので心配は無いのですが・・・
翌日にはまたいつものエリアに戻ってました。
後で考えたとき、新月で、自分のエリアの外に出て行った様に感じました。
こじつけの様でもありますが、スリランカでは日本より月の影響が、波を含めて非常に大きいのを感じました。それだけ月は私達に関係しているのが感じられます。
オオトカゲは私の想像ではありますが、
新月は一瞬、境界線が消える様に感じます。
この境界線をつくっているのは、私達の思考や意識になります。
先日御紹介した映画「太陽の塔」でもそうでしたが、既成概念を外しながら表現する事で本来の繋がりを思い出していく様な姿がありました。
また、先日のノーベル生理学賞の本庶氏の「教科書を信じない」という姿勢もこれに繋がるように思います。
内面のre-creation(リ・クリエーション)
先程の「既成概念を壊す」や「教科書を信じない」というのは対象そのものを壊したり否定するものではないですね。
現場は、私達の内側の世界になります。
境界線を引き、概念という構造をつくりだしているのは思考や意識ですので自分自身のことになります。
そうです。対象とはだれでもなく自分自身の内側の世界を指します。
外に対しての行為てまはなく、自分自身の姿勢という事になります。
この姿勢は結果として新しい自分の創造で、外の対象は関係なくなってくるでしょう。
レクリエーションは本当はそういう姿勢を生み出すキッカケの事なのかもしれませんね。
哲学的に言えば、自分自身の考えを疑ってみる事になります。
今日だけではなく、今日をキッカケに、この姿勢をとってみるという日にしてみたいですね。
次は、ノーベル賞の本庶氏や岡本太郎氏とも発言が重なる江戸時代中期の哲学者「三浦梅園」を取り上げてみます。
今回のカラダ予報はいかがでしたか?
新しいタネの発見につながっていったらうれしいです。
タネ屋のマル
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丸山 泰弘
薬剤師、健康・レストランのコンサルタント
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