こんにちは
生活のタネをお届けするタネ屋のマルです
今日も私見たっぷりのタネをお届けします。
季節の区分てどうやって決まっている?
いつも季節とか、季節の変わり目といった表現を使っていますが、実際決まりなどはあるのだろうか?
私はいつも観察的に周囲を見て書いていますが、ここで「季節」の捉え方を考えてみたいと思います。
先ずは国の機関である
気象庁の区分では、
3月~5月が春、
6月~8月が夏、
9月~11月が秋、
12月~2月が冬
➡︎ 季節の変わり目は
👉2月〜3月(冬→春)
👉5月〜6月(春→夏)
👉8月〜9月(夏→秋)
👉11月〜12月(秋→冬)
日本は「温帯地方」という気候の区分に入ることが一つの根拠ではないかと思われます。北半球の温帯地方の季節割は世界で共通しているようです。
熱帯地方の場合は「降水量」が季節区分の目安になります(雨期と乾期)
温帯地域の赤丸で示した日本周辺では、同じような梅雨もありだいたい4つまたは5つの季節区分になっています。このエリアは古来から稲作が中心になっていますね。
また、緯度の高さによって昼と夜の時間が変化し、春と秋の長さが変わってきます。
また、季節は気候だけではなく、天文学的な側面から語られる事もあります。
ここにも西洋と東洋の違いがあります。
一方で
東洋は、立春・立夏・立秋・立冬を季節の初めとして区分しています。
古くからの日本の文化の季語などは、この区分の中で考えられたのもになります。
北半球における気温の最高・最低は約40〜50日ずれると言われていますので、東洋の季節(旧暦)は人間の体感気温や環境の現象とリンクさせていると考えられますね。
2018年の旧暦からみた季節
2月4日(立春)〜5月4日(節分) が「春」
5月5日(立夏)〜8月6日(節分) が「夏」
8月7日(立秋)〜11月6日(節分) が「秋」
11月7日(立冬)〜2月3日(節分) が「冬」
➡︎ 季節の転換期は
⚡️1月17日〜2月3日「冬の土用」(冬→春)
⚡️4月17日〜5月4日「春の土用」(春→夏)
⚡️7月20日〜8月6日「夏の土用」(夏→秋)
⚡️10月20日〜11月6日「秋の土用」(秋→冬)
以上の各18日間と古くからされています。
これは各シーズンの終わりとも言えるのでプラス18日と考える事も出来そうです。
天文の季節の節目と現実の変化までが約40日あったり、
梅雨など前線活動による期間が約40日など
西洋での季節の変わり目(転換期間)は
→ 冬至・春分・夏至・秋分から約40日間と考えることができます。
これは天体の動きと現象のギャップの期間と言っても良さそうですね。
また
東洋での季節の変わり目(転換期間)は
→ 立春・立夏・立秋・立冬の前後20日程のトータル40日と考えることが出来ます。
これは現実の環境が次の環境へ移行する期間と言っても良さそうですね。
日本の季節の変わり目は?
上記のように、西洋と東洋は観点が違っていますね。
日本は、場所としては東洋に位置して歴史的にも東洋の文化がベースになってきました。
また近代は、イギリスを始め西洋のシステムで社会を構築しています。
OS(政治)やアプリ(経済)は西洋で天文学を起点にして
ハード(肉体)(文化)は東洋の現象学が骨組みになっているようなイメージでしょうか。
チョットバグが起こりそうな気がしてしまいますが、このタイムラグが私達にとって時間(神経)を整える非常に大事な差です。
西洋の天文が「精神」で
東洋の現象が「カラダ」とでも言いかえられそうですね。
私のカラダ予報は比較的季節の現象とカラダ(肉体)の現象の関係性が中心ですので、東洋の旧暦が指す「季節の変わり目」を使いますが、
天体の配置などとカラダの関係性では、精神が中心のテーマになってきますので西洋のモノサシに比重が行きそうです。
結果的に「季節の変わり目」はこれだ!
とは言えないのですが、今回のような背景がある上でこのブログは書いていきます。
私は気象予報士ではないので詳細な説明はできませんが、季節には他にも「風」「海」「前線」「地形」他地球全体のバランスから発生してますので、「前線と雨」の関係などいろんな切り口で季節は語られます。
その辺は今後の現象を観察しながらお伝えしていきたいと思います。
おまけに
西洋のラッキー7 と東洋の福の8
という数字を眺めても似たような関係性がありそうで面白いですね。
今回のテーマ「季節の変わり目」はいかがでしたか?
新しいタネの発見につながっていったらうれしいです。
タネ屋のマル
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丸山 泰弘
薬剤師、健康・レストランのコンサルタント
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