薬剤師が語る 生活のタネ

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カラダ予報 《大暑で蕁麻疹シーズン突入》

こんにちは
生活のタネをお届けするタネ屋のマルです

今日も私見たっぷりのタネをお届けします。

 

 

土用は蕁麻疹シーズンでもある

 

 前回の記事の帯状疱疹に加え皮膚症状が出やすい時期です。

しかし、例年は土用の後半から目立って来るのですが、今年は様子が違います。

 

 

皮膚科で一番目にするのは、「突発性蕁麻疹」です。

例年だと何でなったんだろう?汗疹かな?なんて感じで考えていた人も多いのですが、今年は様子が違いますね。

 

患者さん自身が温度差でなったんではないか?と感じている人が多いんです。

 

特にこの時期よく来るのが、officeで1日座りっぱなしのデスクワークをして、仕事中は冷房でカラダの表面が冷え切ってしまっている女性が圧倒的に多いです。

通勤や昼食時の外出との落差が、この表面の冷え切った状態からカラダが中にこもった熱を放出できなくなってしまっている上に、表面の感覚誤差から末端の神経と中枢の神経の情報にトラブルが起きてしまっています。今注目の自律神経が混乱していると言えば分かりやすいでしょうか?

 

これは前回の話とも関連してきますが、土用という変化のタイミングで神経や免疫が次のシーズンへ向けて必死にシフトチェンジしようとしている最中に温度差という別のストレスがやってきて対処しなくてはならなくなってしまいます。

その上、女性は特に表面の血行が悪化しやすいのでさらに負荷が強くなりますね。

 

 

普段も女性はやっている方が多いとは思いますが、この時期デスクワークの方は、非常に薄いものや風通しの良いものでいいので一枚上に羽織って、直接肌に外気が触れないで、ワンクッションをつくれるといいのですが、、、

 

 

外気による温度差を避けてカラダの内側の温度を下げたい場合は、アイスノンなどで脇の下を少しの時間(長くは必要ないです)冷やしてみるのは、肌には負荷が減ります。アイスノンが無くても、例えばペットボトルの飲み物でもいいです。見られたくない方はトイレや休憩室で一呼吸といった感じで一旦冷やしてみるとその後少し楽になる可能性があります。

ただ、冷やしすぎは逆効果ですので、片側30秒などと決めてやってみてはいかがでしょうか?

 

 

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今回のカラダ予報はいかがでしたか?
新しいタネの発見につながっていったらうれしいです。


タネ屋のマル

 

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丸山  泰弘

薬剤師、健康・レストランのコンサルタント

 

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