こんにちは
生活のタネをお届けするタネ屋のマルです
今日も私見たっぷりのタネをお届けします。
土用入りで丑の日
本日は土用入りで季節の変わり目の初日になります。
さらに今日が丑の日にあたり、巷では「うなぎ」の文字だらけになっているのでは?
金曜日でもありますので、夜の鰻屋はちょっと難しいかもしれませんね。
「う」のつくものというキャッチフレーズもあるので牛などで焼肉へ行く方もあるでしょうか。
また、夏の土曜にはいろんなことわざや慣用句が存在します。
それだけ良くも悪くも重要な期間といっても過言ではなさそうですね。
先ず面白いフレーズは
土用三郎(どようさぶろう)
これは占いのような吉凶を判断する目安のものですが、土用の最初の三日間が天気良ければ豊作で雨ならば凶作と言われています。
因みにみなさんのご想像通り東京の予報は快晴つづき!
台風の発生はありますが、少なくとも関東は高温の晴れで風も強くなさそうです。
おまけでちょっと気になるのが海流
黒潮が大きく蛇行や分裂状態です。
確かに3日間は晴れる可能性が高いのですが、
陸上は猛暑と水害でダメージが大きいのと、
海では海流の変化と海水温の上昇で取れる魚が変わってきています。
現在のように激しい気象では晴れるかどうかよりも、最適な条件かどうかという視点で見たほうが良さそうです。
またこれは聞いたことがある人もいるかもしれません
土用干し
これにはいくつかの意味合いが重なっているようです。
①衣類や書籍、又は畳の場合も。日陰干しして風で梅雨の湿気を追い出し、虫やカビを防ぎます。これは聞いたことある方はいるかもしれませんね。
②梅を干す。今年取れて塩漬けにしてあった梅を天日で3日間干します。
③田んぼから水を抜き、稲の根がより自分で水分や栄養を取り込めるようにして、根の張りを強くする事で実も膨らみ、台風に負けない強さが出てきます。
私達が生まれる前までは当たり前の光景だったかもしれませんね。
このことからも土用は暑い反面、内側の除湿に最適な時期でもあります。
農業などでも非常に大事な時期でもありますね。
土用三郎過ぎると大暑
土用4日目の23日(月曜日)からは、二十四節気では12番目の「大暑」で文字通り一番暑い時期を指します。12番目なので昔の人はここが一年の折り返し地点と感じていたのかもしれません。
大暑といっても既に連日猛暑ですのでピンと来ませんが、この日の予報は東京で今年最高の37度です。
いまでもキツイのにどうなってしまうのだろう?と心配ですね。
また、この大暑に入ってくると、「夕立」かある時期になります。入道雲が見られるようになりますね。最近のゲリラ雷雨とは全く別物です。
想定外の一瞬の大雨ですよね。
今年は、突然の雨と猛暑の汗に対応できる傘とタオルのようなものと、水分は必需品ですね。
土用は良い点も沢山あるのですが、季節の変わり目である事は間違いありません。
年4回ある土用期間のうちその特徴が一番色濃く出るのがこの夏の土用です。
自分では感じづらい環境の変化にカラダは必死について行こうとしている時期ですので、時折自分のカラダをいたわりながらオンオフのメリハリつけて快適に過ごして下さいね。
今回のカラダ予報はいかがでしたか?
新しいタネの発見につながっていったらうれしいです。
タネ屋のマル
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丸山 泰弘
薬剤師、健康・レストランのコンサルタント
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