こんにちは
生活のタネをお届けするタネ屋のマルです
今日も私見たっぷりのタネをお届けします。
カラダ予報
今回はいつもより長期的な視点で6月〜7月を見てみたいと思います
6月の振り返り
6月の柱は梅雨でした。
とは言っても3週間強程度で、雨の日数や降水量は関東では少ないものでした。
前線も関東上空で停滞したりしませんでしたので、気圧等の大きなインパクトは例年に比べて小さなものだったように思います。
そのおかげでか、過剰な反応も比較的少なくなっていました。
湿気で活発になる真菌類の過剰も比較的少なくなっていました。
一方で、早くからの暑さによって5月末ごろから、自律神経のバランスを崩しかけている人、胃痛を訴える人、腹痛、下痢、そして血圧上昇する人が目立っていました。
近年では、疲れは「脳疲労」というものが大半を占めて疲労感として感じていると言われておりますが、
6月は同じ神経系ではありますが、自律神経として末端側の方のバランスが乱れ、内臓疲労とでもいうような疲労が主役になってしまっていた様に思われます。ただ、症状が出ないとなかなか気付きづらいものです。
カラダの声を聴く習慣がある人がなんとなく感じるという程度かもしれません。
7月の注意点
6月の内臓疲労がまだ持ち越してくる方は
更に、外の暑さと屋内の寒さのギャップで皮膚で悲鳴をあげる人が増えそうです。持病がある訳でもないのに突破的な皮膚症状が出てきた場合内臓疲労が隠れているかもしれません。
最近は更に敏感なアトピー性皮膚炎の患者さんが症状を悪化させて慌ててくる方が増えています。
また、喘息の悪化が見られます。暑さがキッカケを作ったと思われます。これは血圧上昇と関連がありそうですが、詳細はまた次の機会に。
喘息は通常春の方が多いのですが、梅雨や急な暑さから発作が始まるタイプの方もたまに見かけますので、喘息のある方は体調を整えるのが賢明でしょう。
また7月は一年で一番紫外線量が多く強い月になります。
以前のカラダ予報で5月が注意と言いましたが、量としては7月がピークになります。五月晴と紫外線とサングラス - 薬剤師が語る 生活のタネ
気象庁の紫外線解析した一日の最大紫外線の東京のグラフです。
グラフの通り7月がピークになる見込みです。
今年は更に、昨日梅雨明けとなり、この強い紫外線が日中降り注ぐ時間が例年より多い可能性があります。
実際の紫外線量は実感した時には遅いので、先ず出来る事はサングラスです。色が無い紫外線カットのメガネでも大丈夫です。
因みに朝方は体内時計のスイッチを入れる為にブルーライトは必要ですのでブルーライトカットのメガネでサングラス代わりにする場合は午後の使用を中心にする方が脳神経にはいいです。
また、一番注意して欲しいのが反射光です。これからアウトドアで活動する機会が多くなるでしょうが、自然の中では直射日光以外に水面に反射した光が追い打ちをかけます。なので、水辺で遊ぶ時はサングラスは必須と思って下さいね。
7月は後半土用に入ります。
陰陽五行思想でいう季節の変わり目です。
この時期は天候が急変する事も多く、自然災害的な事も多い為、昔の人は、この時期自然の中や川などにはあまり行かないようでした。
あくまでも目安としてのものでずが、急な天候の変化は近年目立ちますので土用に限らず行楽には十分注意して下さり。
また、この時期は変わり目であることからカラダが疲弊して抵抗力が落ちます。そこからいろんな症状が出始めます。
実際土用丑の日では遅すぎるので7月に入って余力があるうちに備えましょう。
2018年の土用期間は
・冬の土用
2018年1月17日(水)冬の土用入り
↓(18日間)
2018年2月3日(土)冬の土用明け
2018年2月4日(日)立春
・春の土用
2018年4月17日(火)春の土用入り
↓(18日間)
2018年5月4日(金)春の土用明け
2018年5月5日(土)立夏
・夏の土用
2018年7月20日(金)夏の土用入り(土用の丑)
↓(18日間)
2018年8月6日(月)夏の土用明け
2018年8月7日(火)立秋
・冬の土用
2018年10月20日(土)秋の土用入り
↓(18日間)
2018年11月6日(火)秋の土用明け
2018年11月7日(水)立冬
今回のカラダ予報はいかがでしたか?
新しいタネの発見につながっていったらうれしいです。
タネ屋のマル
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丸山 泰弘
薬剤師、健康・レストランのコンサルタント
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