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カラダ予報 《頭痛薬と脳過敏》

こんにちは
生活のタネをお届けするタネ屋のマルです

今日も私見たっぷりのタネをお届けします。

 

カラダ予報   《頭痛薬と脳過敏》

 

もうそろそろ関東も梅雨入りになりますね。

気象庁の予報では6月8日とのことです。

www.data.jma.go.jp

 

梅雨になると気圧の変動の影響の場合もありますし、5月病ならぬ6月病と最近言うようになっていますが、気分が落ち込んだりしてくる方が多いようです。

 

この時期に比較的悪化しやすいのが頭痛です。

 

しかも最近は、頭痛薬を日常的に使いすぎてかえって痛みが増していたり、薬が効かなくなっている方をよく見かけます。中毒かな?と思ってしまうほどの依存の方はドラックストアーなどではよく見かけます。

 

こういう方は、脳が過敏になってしまって、かえって痛みを感じるようになってしまう傾向があります。比較的最近この番組でやっていた事がヒントになります。

痛みを“脳”で克服!“慢性痛”治療革命 - NHK ガッテン!

 

 脳の過敏は、ちょっとしたことにでも強く反応するようになってしまいますので、生活にも大きな支障が現れやすいです。

このジャンルで、特に頭痛になると東京女子医大の清水教授が有名ですし、大抵の書店に清水教授の書籍は置いていますので心当たりのある方は手にとって見てください。 

図解 専門医がサポートする! しつこい頭痛をぐんぐん解消させる! 最新治療と正しい知識

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頭痛薬の飲みすぎによる過敏は、まずは暫く痛み止めを絶たなくてはなりません。

要は中毒の治療ですよね。

 

2週間ぐらいやめられるとだんだんと感度が元に戻り始めるといいます。

 

もし頭痛持ちで天気などに左右されやすく、薬も連用しがちの方は、中止とまでは行かなくても、梅雨入り前に少しでも感度を戻す工夫をする事が自分のカラダを守っていく上で大事ですね。

ある意味今週中に痛み止めは辞める勇気も必要かもしれません。

 

梅雨入り前に伝えて生きたかった情報でした。

 


今回のカラダ予報はいかがでしたか?
新しいタネの発見につながっていったらうれしいです。


タネ屋のマル

 

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丸山  泰弘

薬剤師、健康・レストランのコンサルタント

 

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