こんにちは
生活のタネをお届けするタネ屋のマルです
薬剤師と健康やレストランのコンサルタントしてます。
今日も私見たっぷりのタネをお届けします。
〜今回のテーマは「三半規管」です〜
三半規管(さんはんきかん)って聞いたことありますよね。
耳の内側周辺には三半規管をはじめ重要な機能が集中してしているところです。
私達が真っ直ぐに立っていられるのもここのセンサーのおかげですし。
当り前でしょうが音が聞こえているのはここが脳に信号を送っているからです。
また気圧や重力や加速などを感じたり感じないようにリンパなどと連携して体内圧力のコントロールもしています。
私達が空間認識しているのはここの機能が正常に反応しているお陰なんです。
地球がとんでもないスピードで回転や前進しているのを感じないのもここにも秘密のカギがあるかも知れませんね。
これが鼻や喉や脳と直結していますのでかなりの機能と連携して調整役としての役割を持っていそうです。
まずは大まかに耳の中がどうなっているか見てみましょう。
なんかイビツな感じやクルクルしていたりしますね。
今回は三半規管ですので更に拡大すると
名前通りカタツムリ(蝸牛)が入ってますね。
そしていわゆる平衡感覚と言われるものは以下のように認識されます。
何だか不思議な感覚に自分でも陥ってしまいます 。
これだけ色んなものが複雑に一緒に存在しているので
ちょっと体調が乱れてくるだけでも影響受けやすいのはおわかり頂けると思います。
脳神経の疲れ、むくみなどリンパのバランス、風邪などの喉や鼻の症状、
気圧変動、天気、血圧や血流の変化、アルコール、騒音、などなどきりがありません。
逆にセンサーが集中していて、私達に合図を送ってきていると考えたら
こんなに敏感で高精度なセンサーは無いかもしれません。
最近は三半規管が過敏で、気圧変動や気候など環境のちょっとした変動が頭痛を引き起こしてしまったり、めまいが出てしまったり、頭がボーッとしてしまったり、鼻が調子悪くなってしまったり、炎症が悪化してしまったり・・・
この様な方で外の環境に左右されている可能性を感じている方は、しばらくその原因に関連する天気予報や気圧変動をアプリなど使って事前に知っておくというのが非常に有効なんです。これを繰り返して行くとカラダは準備し始めて行くので、症状が出なくなる可能性があります。
もし上記のような対策で改善がある場合は、事前認識と並行して体調を整えて行くことで徐々に過敏さが消えていく可能性があります。
また、お困りの症状がない方も、カラダの声に耳を傾けて行くとこの辺のセンサーからのメッセージとでもいうような感覚が得られてくるかもしれません。これは全員が違う感じ方をするものですので、より個性的で自分らしさの一部でもありますね。
まずは細かい理論はともかく、自分が普段認識している部分と認識出来ない部分を客観的に眺めてみるのも新たな発見に繋がる可能性もあります。
一見、過敏さと逆行するように見えますが、プロセスの中に認識が介入するかどうかで真逆の意味になっていきます。
4月17日より前回の記事の「土用」に入ります
この時期は自分では感じずらい外側の変化が比較的強く起きている期間ですので意外に感じやすい時期ではないかと思われます。
良く言えば自分らしさを引き出せる時期でもあり、変化の源泉とも言える時期とも言えるのではないでしょうか?
何も感じられなくてもリスクも問題もありませんので、是非、耳の中からの声を感じ取ってみて下さい。
今回の写真は以下の本を使わせて頂きました
名医の図解 よくわかる耳鳴り・難聴・めまい (名医の図解-Home Doctor-)
- 作者: 石井正則
- 出版社/メーカー: 主婦と生活社
- 発売日: 2006/09/01
- メディア: 単行本
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今回のテーマ「三半規管」はいかがでしたか?
新しいタネの発見につながっていったらうれしいです。
タネ屋のマル
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このブログは私見(個人的見解)が中心となります。
しかしながら皆様の私見や疑問なども取り入れて新しいタネの発見ができる大きな可能性があると思ってます。質問やご意見を頂けましたら、一緒に考えて参りますので是非投げかけて下さい。お待ちしております。