薬剤師が語る 生活のタネ

自分らしいライフスタイルを生みだすためのタネを探す冒険に行こう

土用とはいったい何だろう?

こんにちは
生活のタネをお届けするタネ屋のマルです
薬剤師と健康やレストランのコンサルタントしてます。


今日も私見たっぷりのタネをお届けします。


〜今回のテーマは「土用」です〜

 

土用丑の日のウナギで皆さんも言葉としては使っていらっしゃると思いますが、

この「土用」は私にとって20年間の謎の期間なんです。

 

土用と言ってもなかなか説明出来る方は少ないと思いますので、簡単に説明いたしますね。

 

この土用は、前回の内容とも若干関連していまして、旧暦と連動しています。

今回は二十四節気の暦の月の単位の話ではなく、陰陽五行思想と暦の関係性で単位としては四季を表します。

この四季は皆さんも比較的馴染みがある「立春」「立夏」「立秋」「立冬」から始まる四つの季節がありますが、その最後の日が「節分」で四回ありますね。

土用というのは木・火・金・水の象徴を各季節に配当し、季節の変わり目を土に当て土用としました。

具体的には各季節の最後の18日間です。

 

今からの最短では、現在が勿論「春」で、4月17日(火)〜5月4日(金)までの18日間は、春の終わりで夏へ移りゆく期間としての「土用」になり5月5日(土)は立夏で夏の初日に当たります。

 

このリズムが年四回あるのですが、

20年前は病院に勤務していたのですが、何故か似た現象(老衰で亡くなる方が重なるなど)が立て続けにあったり、ニュースでもやはり何か類似性(事故等)が見られ、これってなに?と思ったところこの期間は土用という事を知りました。

 

その後も、やはりこの時期はいくつかの同じ症状を発症して来る人ばかりで途中から確信に近いものを感じてきました。代表的なもながヘルペス帯状疱疹突発性発疹、めまい、難聴等々

この数年では気象病や季節病などのジャンルも出てきました。これも非常にリンクする部分はあるものの私の疑問の答えにはなっていないので関連性はあるといった感じです。

 

またこの数年は、この現象が出る期間が徐々に延びてきているのもスッキリしませんね。

 

ただ言えるのは、カラダの抵抗力というか回復力というか生命力みたいなものが一時的にですが非常に低下しているように見えます。とは言っても、ご本人達は全く自覚がないケースが殆どなんです。

実際皆さん病院で診察や各種の検査をするのですが症状意外何も数値や画像であらわれてきません。

でも皆さんなんでなんだろ?と質問されるので、私は、「季節の変わり目だからね、一時的に抵抗力が落ちているのかもしれないですね」といった類いの会話から原因を探ってみようと試みますが非常に難しいんです。

 

日本の漢方や中国医学の中にもこの答えは見当たらないので、もしかするとライフスタイルと環境の相互作用の中から生まれてくる現象かもしれません。

 

なんだか途方もない内容になってしまいましたが、

土用という期間は、昔からいろんな言われ方をするぐらい自然界の変化という力(パワー)と私達のライフスタイル拮抗しやすいタイミングになります。

そういう意味では、なにかを積極的に推し進めるというより、いつもと一緒ですが外の変化に耳を傾けて、それにカラダがどう反応しているか内にも耳を傾けてみる時間といえます。

何処かに無理があると必ず反応があるはずなんです。

 

ゴールデンウィークも近くなりました。土用真っ只中のこの時期を是非ゆったりと楽しんで下さいね。


今回のテーマ「土用」はいかがでしたか?
新しいタネの発見につながっていったらうれしいです。


タネ屋のマル


Twitterでカラダに影響する旬の情報を発信していきますこちらもどうぞ
@taneyakumaru
〜 * 〜 * 〜 * 〜 * 〜 * 〜 * 〜
このブログは私見(個人的見解)が中心となります。
しかしながら皆様の私見や疑問なども取り入れて新しいタネの発見ができる大きな可能性があると思ってます。質問やご意見を頂けましたら、一緒に考えて参りますので是非投げかけて下さい。お待ちしております。