薬剤師が語る 生活のタネ

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ヒュッゲ(Hygge)というライフスタイル

こんにちは
生活のタネをお届けするタネ屋のマルです
薬剤師と健康やレストランのコンサルタントしてます。


今日も私見たっぷりのタネをお届けします。


〜今回のテーマは「ヒュッゲ」です〜

 

アーユルヴェーダの滞在の時にデンマークの方々が多く滞在している事からヒュッゲを知りました。

生活環境が全く違うため、その空間における価値というものは多少の違いはありますが、よく考えたら、10代の頃描いていたビジョンに非常によく重なる概念でした。

どこか懐かしさと憧れの様な感覚があります。

 

そこで、今日はヒュッゲを取り上げてみたいと思います。

 

デンマークというと私は家具を真っ先に思い浮かべますね。

 

ハンスJ.ウェグナーのYチェア

www.carlhansen.jp

ルイスポールセンの照明

www.louispoulsen.com

これ以外にも大勢の有名家具デザイナーがいますよね。TVや雑誌で映っている家具の大半はデンマークデザイナーのものではないかと思います。

デンマークの冬の寒さゆえに家の中での時間を非常に大事にする印象があります。

このような文化があるからこそ生まれた価値観だと思います。

 

ではヒュッゲhyggeですが、直訳すると

居心地の良さ」という意味のようです。

ただ、デンマークの方々はこの言葉に更なる価値観を吹き込んでいるようですね。

 

世界一幸せな国と言われている由縁がこの中に含まれているように見えます。

デンマーク人が幸福を感じる場所や時間には常に「ヒュッゲ」があるというものです。

しかもこれは一人でいる時間に使うのではなく、家族や友達と過ごす場にあるものだそうです。家の中に限らず、アウトドアでも、お茶とロウソクの優しい灯りを囲んで過ごす場が一番象徴的な場です。関係性を非常に大事にするようで、ホームパーティなどでも事前に準備するのではなく、用意する段階から一緒に手伝いながら楽しく過ごすことが大事なんですね。

 

 アーユルベーダの滞在中もデンマークの方々は一緒に来ているからお話ししているのではなく、そういう場が好きだったんだな〜と今更ながら理解できました。

一緒にいた印象は、仲良くしながらも各自マイペースで、一緒の時はまとまり、集中とリラックスのメリハリが非常にハッキリしていました。

私達とは同じ場所で同じ時間が流れていたにも関わらず、別の場になっていたのいです。

 

 今改めて振り返ると、デンマーク人の価値観とアーユルヴェーダは非常に相性が良いものなんですね。

自分の生活を変えてくださいと指摘を受けた部分が改めて理解できた気がします。

また、hyggeとアーユルヴェーダの持っている要素は、私達の今後のライフスタイルに非常に大きなヒントを与えてくれます。

 

デンマーク社会保障制度を理想とする方も多いように、日本が今お手本又は参考にするべき良い国がデンマークなのかもしれません。

Hyggeもアーユルヴェーダも日本でただ真似するだけでは価値は生まれませんが、日本ならではの価値観を築いて、そこからライフスタイルが生まれてきたら、これらを超えるほどの影響力もあるのではないでしょうか?

 

私のようにヒュッゲを知らなかった方はネットでも沢山の情報があります。

イギリスをはじめとするヨーロッパで2016年に非常に大きなブームにもなりましたので書籍もたくさん出ています。気になる方は手にとって見てください。

 

ヒュッゲ 365日「シンプルな幸せ」のつくり方 (単行本)

ヒュッゲ 365日「シンプルな幸せ」のつくり方 (単行本)

 

 


今回のテーマ「ヒュッゲ」はいかがでしたか?
新しいタネの発見につながっていったらうれしいです。


タネ屋のマル


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