こんにちは
生活のタネをお届けするタネ屋のマルです
薬剤師と健康やレストランのコンサルタントしてます。
今日も私見たっぷりのタネをお届けします。
〜今回のテーマは「バイオハック」です〜
2018のキーワードの一つになりそうな感じがする
と私の中で思っているのが「バイオハック(バイオハッキング)」という単語
といっても数年前から皆さんね生活の中にジワジワと浸透して来ているものですので今年現れた概念ではありません。
バイオハッキングとは
「自らの環境を意図的に変えることで身体・精神・頭脳のパフォーマンスを最適化する」こと
またハッカーという単語は、
物事を行うために新しくて賢い方法を見つけるという意味で使われている単語で、最近よく使われていますね。ライフハックとか
このバイオハッキングに火を付けたのは、昨年大ヒットした「シリコンバレー式 自分を変える 最強の食事」という本ですね。読んだ方はわかると思いますが著者がこのバイオハッキンギを本気でやってきた方ですね。自分の身体を使って研究してきたものを書籍化しています。
バイオハッキングに取り組んでいる方は最初自宅のガレージなどから始めているようです。
スティーブ・ジョブズがガレージからアップルを作ったように、既存の医療機関や研究機関ではなく自宅のガレージからラボができる。といった発想から特にアメリカで取り組んでいる方が多いようです。日本でも真剣に取り組んでいる方々が多いようですね。DIYバイオとも呼ばれているのでイメージしやすいですね。
私達が自分でバイオハッキングとは意識せずやっているのは、腕時計で心拍数や睡眠の計測をしてデータ化したりしてスポーツに限らず日常のパフォーマンスを上げたいと取り組んでませんか?
また料理の記録をアプリでつけたりしてダイエットや健康管理に役立てている方々も多いと思います。
これが可能になったのが、ビッグデータやIoT技術の発達なんでしょう。
私が最近利用するのは気圧や気温など自分の周りの環境と体調を計測して分析したりしています。
一方で、人の事は言えないのですが、最近はバイオハッキングがファッション化されてきているのが懸念材料としてあります。
私は、DNA検査、腸内細菌検査、腸内細菌移植をはじめ多種類のモニタリングと適正化のための実験的な行動が発生して行くのですが、モラルが欠けているような実験をする方が増えてきているのがこのファッション化から目立ちはじめています。
バイオハッキングの意味に戻ってみると、先日経験したアーユルヴェーダと基本コンセプトは同じと言ってもいいものなんです。しかし、最適化の捉え方の違いがプロセスや結果が真逆のものになってしまう可能性も秘めています。
自分が思う自分→チェック→知る→認識のズレを修正→実行→チェック
これはplan→do→checkのような流れで行っていくものになると思いますが、
単なる機能の向上だったり、効果だけを求めてしまうと
バイオハックではなく単なる実験になってしまいます。
新たな世界観の創出の可能性を秘めているのでまわりと共有しながらの探究をしていきたいものです。
携帯のアプリ、食事関連の計測機、腕時計・・・これよりさらに想定外の機器がIoT技術で出てくる気配がありますね。
個人的には古代の叡智と新しいテクノロジーの相互作用で生まれてくるものがあったらいいなーと期待しています。
今回のテーマ「バイオハック」はいかがでしたか?
新しいタネの発見につながっていったらうれしいです。
タネ屋のマル
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