薬剤師が語る 生活のタネ

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光と影 文明と自然

こんにちは
生活のタネをお届けするタネ屋のマルです
薬剤師と健康やレストランのコンサルタントしてます。


今日も私見たっぷりのタネをお届けします。


〜今回のテーマは「照明と脳」です〜

 

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写真は宇宙飛行士の油井さんの投稿した写真です。

 

夜の東京の写真ですが、明るくて綺麗ですね〜

 

日本は非常に便利で、たいがい街ならばどこにいてもコンビニやファミリーレストランもあり、世界中のものを、好きな時間に好きなものを買ったり食べたりできるんですよね〜

 

文明の力というと古臭い表現ですが、照明のおかげで私達の選択肢はどんどん広がっていきます。

 

でも一方で気の赴くままに好きな選択をしていると、自然(宇宙)と切り離されて、疲労し、カラダと精神がバラバラになって行く方々も私は仕事柄よく目にするので、この選択の自由を楽しみながらも、カラダが持っているバランサー臨機応変に対応出来るようにしたいものです。

 

そこで今回は、照明(光)とカラダのバランスの取り方について、照明の性質と、脳(神経)の性質の観点からライフスタイルのヒントを考えてみたいと思います。

 

先程の写真での光は蛍光灯によるものが多いでしょうね。皆さんのお宅や職場でも通常は蛍光灯を使われていますよね。最近はLEDに切り替えているところも増えてきましたね。

 

蛍光灯(LED含め)のメリット

部屋全体にまんべんなく光が届きが出来にくいので実際の明るさ以上に明るく感じるところですね。

学校や職場などは作業したりする際、影が無い方が見やすいです。お店などでも、白く明るく影が無く商品が照らされる方が印象がいいですね。

会議などでも集中しやすいですね。

 

デメリット

例えばカフェやレストランなどでゆっくりリラックスした状態で会話をしたい時などは真っ白い蛍光灯の下ではどこか白けちゃうというか、清潔感はあるかもしれませんが雰囲気はありませんね。

こういう時は白熱球ロウソクなどの柔らかな光が落ち着く気がしませんか?これはが生まれることによってモノの奥行き立体感など雰囲気を作り出してくれるんです。

 

このように、照明には万能は無くそれぞれの特徴があるので、生活のシーン毎に使い分けられると良さそうですよね。

 

 シーン毎での使い分けとなった時に、私は体内時計神経との相性を踏まえ考えていきたいですね。

体内時計や神経という視点で見ていった時に、光の電気的な性質が使い分けのヒントになると思います。

 

今回注目したいのは光の色ではなく連続性です。

白熱球やロウソクはありますが、光としては継続して発しているものです。

蛍光灯とLED:一般的に光がon-offの連続になっています(点滅フリッカー現象

私たちの五感では感じないスピードで点いたり消えたりしているのです。LEDが特に高速になっています。TVやPCやスマホなどの液晶画面もこの反応と同じと考えていいです。

 

この連続性は、神経が受けるものが違いますね。

蛍光灯などの点滅する光は、神経には良くも悪くも刺激があると思われます。点滅光は神経が興奮しやすいので昼間の集中したり仕事したりする時には脳を活性化する様な感じでです。その反面、長時間その中にいると神経が高ぶった状態が続いて、神経疲労や脳の興奮しすぎでやはり結果として集中力が切れる可能性もあります。

においては、脳の興奮が続き睡眠のホルモンなどに影響する可能性も考えられます。体内時計の調整には悪影響になってしまいますね。

この神経の疲労や興奮はブルーライトの影響も関係するので点滅だけでは語れませんが大まかには以上の傾向があります。

一方、白熱球含めて自然光は連続光ですので神経は特に反応せず情報が入ってくるという状態ですが、現代のTVやPCやスマホなど情報過多点滅光の過多状態脳が興奮状態の私たちにとって、自然光白熱球の光は、興奮からの解放になるので、結果としてリラックス効果に繋がっているのではないでしょうか?

 

こうみるとそれぞれの良さを活かしながらシーン毎に使い分けのヒントになりそうですね。

例えば

起床して、朝日で目を覚まして、

職場や学校に行ってからは蛍光灯によって高い集中力を維持しながら、

昼には神経を解放するために、太陽光など自然光白熱球のある場所で少し過ごし、

また午後に入って蛍光灯によって集中して夕方や夜まで頑張ります。

その後、夕食時には白熱球ロウソクなどで頭を解放して食事を楽しみ

その後は可能な範囲でTVやPCは控えめにして、照明は一段階落として目の緊張も解放していく準備で可能であれば光は間接照明や下側の光がいいです。

 

余談ですが、勉強や作業する時に電気スタンドを使う場合、目の疲れを最小限に抑える置き方があります。

右利きの方は、左側に置きましょう。右利きの方は逆側です。

 

また、映画館で目が疲れないのはスクリーンは発光しているのではなく、光が照らされているからです。

 

感覚の約8割はから入ってくると言われています。

それは、私たちの情報源はほとんど目を通して入ってくるということです。

情報の良し悪しではなく、シーン毎に入ってくる光(情報)を選んでいくことが、情報に振り回されるのではなく、みずからライフスタイルをデザインしていくことに繋がっていきますね。

 

 

 

現代の社会は

蛍光灯によって文明(システム)が生み出され

自然光の下で文化が形成されてきた

私達の

精神は文明の中で成長し、

肉体は自然界と同調しながら調整され、

そこを自律神経が統括して人格が形成され

その上に人々の交流から文化が生まれてくなんて感じでしょうか?

 

なんて大げさですが、光と影を楽しんでいきたいですね。

 


今回のテーマ「照明と脳」はいかがでしたか?
新しいタネの発見につながっていったらうれしいです。


タネ屋のマル

 

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