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脳のクラウド化と境界線の消失

こんにちは
生活のタネをお届けするタネ屋のマルです
薬剤師と健康やレストランのコンサルタントしてます。


今日も私見たっぷりのタネをお届けします。


〜今回のテーマは「脳のクラウド」です〜

 

そうだと思った・・・そんな感覚の文献です

www.nikkei-science.com

 

グーグルを使うことを使用することで、人々はインターネットが自身の知能を構成する道具の一つになったとの感覚を持つ。

検索の結果は、ウェブページで見つけた日付や名前としてではなく、被験者自身の記憶の中にあるものの産物として想起される。

そのため、実際にはグーグルの検索アルゴリズムによって生まれたものであるにもかかわらず、

あたかも「それを自分は知っている」と感じてしまうのだ。

 

変わる「自己」の境界

常にオンライン状態でいることで、「自己」についての主観的な認識が変化している。個人的な記憶とインターネット上に散らばる情報との境界があいまいになり始めている。

 

私の仕事に関わらず、情報提供が一つの仕事として最初あったものが、AIや情報化社会の中で、相手(患者さん)に対しての私達の価値は何だろう?と長いこと考えてきた中で、体感としては分かっていた気がするこの脳のクラウド化(グーグル効果)が私たちに突きつける問題は何だろう?

 

もともと自分で経験もしておらず知識としてだけの情報をどのように相手に伝えるという側面だけ見れば、あたかも私は知っている、という錯覚のような状況で説明しているとも言えます。

さらに気がついたら、仕事のみならず、日常会話までインターネット上の情報と自分の経験の境目が無い方(自分もそうですが)をよく目にする様になって、体感経験実技から生まれる知恵と何が違うのだろう?と感じる日々でした。

 

この記事のように脳がクラウドした時、

テストでの高得点や高学歴や知識の豊富さは、AIの普及した世界でどの様に価値を生み出すのだろうか?考えてしまいますね。

極端ですが、むしろ、情報ではない個人の体験や経験からもたらされる感情思考が他人と交流することで、そこから生み出される新たな価値があるのでは?などとも感じます。

 

グーグルホームなどAIスピーカーなども普及しつつある現在。知っていることではなくどんな思考や行動からの自身のカラダを通した経験や体験が価値を生み出すかのようにコト消費が注目されたりしているのでしょうか?

仕事の価値もどう変化していくのかも気になりますね。

 

今回のテーマ「脳のクラウド」はいかがでしたか?
新しいタネの発見につながっていったらうれしいです。


タネ屋のマル


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