こんにちは
生活のタネをお届けするタネ屋のマルです
薬剤師と健康やレストランのコンサルタントしてます。
今日も私見たっぷりのタネをお届けします。
〜今回のテーマは「農と漁」です〜
私は長野で生まれて育ったので海という場所は海水浴以外ではほとんど未知の世界で、海は未だに未知の世界でワクワクする反面非常に強く恐怖心もあります。
海なし県で育ち、畑や田んぼ、更に山に囲まれた環境の中で育った私の偏見が入りつつも、
「農」と「漁」
というキーワードを対比しながら、自然との向き合い方や、自分との向き合い方をかんがえてみようと思います。
こんなことを考えるようになったのは、千葉県の銚子市の皆様とご縁を頂きしばらくお付き合いさせて頂いている影響ですね。
私は農業関係は体感的にもものすごくあり、稲作、野菜、果樹などや酪農は子供の頃からずっと触れて身近過ぎて「農」というキーワードだけではなかなか語りにくい部分がありましたが、
銚子漁港の方々とお会いするようになって物事の見方がガラッと変わってきたように思います。
「漁」をベースに生活している港の人々は、一見したところ威勢がよく闘争しているようにもみえる場合もありますが、中身は全く違う印象を受けます。
競い合いながらも、ケンカはせず、仲間意識や助け合いの意識が強く非常に愛に溢れている方々なんだな〜
しかも計画通り物事が進まない中でも必死に結果を出すために頑張り、天候では何日も待たされ、非常に忍耐力があり器の大きな方々ばかりで、田舎での〜んびり育ってしまった私にとっては刺激的でもあり人間の大きさや愛に触れられる最高の場所という実感です。
確かに競り合いでもありますので弱気は大敵といったことはあるでしょうが、
境界線のない海原に駆け出して命を張って見えない海のなかの生き物をとりに行きますのでそういう意気込みがないとやっていけませんね。
一方で、土地を所有して地域を守りながら、環境を利用してコツコツと安定して続けていく「農」は、非常に穏やかな印象の方が多いですね。私はこの中で育ったので非常にわかりやすいです。
農は土地の所有というものが付随する事で安定と継続性が得られます。
しかし、長い歴史をみるとこの土地の所有というものが、境界線をつくり、人間のより大きな安定への欲求が、自然を開拓し、場合によっては他の所有地への侵略など傷ましい経験も私たちにはありますよね。この土地の所有が統治をうみ、政治が必要になり、外交しながら土地を守っていく世界観がありますね。
もちろん海でも丘でも要素は重なる部分はありますが、生活をしている人々の様子からはまだ名残がありますね。
ここまでは私の一方的な印象の話です。
私は世界の政治は語れないので、自分ごとや身体感覚に引きつけて改めて「農」と「漁」を考えてみます。
キーワードでまずみてみると
農:耕す、整える、収穫、地上の観察、境界線、守る、侵略・戦い(相手あり)
漁:海原へ漕ぎ出す、潜る(仕掛ける)、水揚げ(引き揚げる)水面下の想像、競う、境目なし
こう眺めてみると、相対しているような関係に感じますね。
抽象的には
漁のように自分の内面に潜って 自分自身の見えない可能性や創造性を発見したりすくい上げていくような内観的世界観に置換えられます。
農のように回りをしっかり観察して自分を守るすべを考えつつも周りとの関係を構築して双方の最適化を図っていきます。
ライフスタイルでは
漁のように先の見えない不安の中でも自分の本質を引き出しつつ
農のように環境に適合できるようにしっかり見渡し、これからの自分をつくっていく
身体・ライフスタイル・概念いろんな角度でみてもそうですが、
これからは、農の要素と漁の要素が絡み合っていく事によって全体として回転して前進する力が新たに生まれていきそうですね。
神話の法則
U理論
陰陽の法則
などでも昔から語られているトランジション(変化)のヒントがたくさんありそうです。
キーワードはみなさんと思います。
ご自身の気になるキーワードからこのような想像をしてみるのも面白いですよ。
今回のテーマ「農と漁」はいかがでしたか?
新しいタネの発見につながっていったらうれしいです。
タネ屋のマル
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