薬剤師が語る 生活のタネ

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コリとハリ

こんにちは


生活のタネをお届けするタネ屋のマルです
薬剤師と健康やレストランのコンサルタントしてます。


今日も私見たっぷりのタネをお届けします。


〜今回のテーマは「コリとハリ」です〜

 

 今日は筋肉のコリてハリから日常生活を考えていきます。

 

みなさんは肩コリや腰のハリなど感じたことはありませんか?

私は職業病のように年中コリやハリを抱えています。立ち仕事で前かがみの時間が長いのが一つの理由ですが、

今日はもう一歩突っ込んでコリとハリを見てみたいと思います。

 

そもそも「コリ」と「ハリ」は区別つきますか?

ちょっと難しいですよね。

以前はコリは動かな過ぎで、結果筋肉が固まってしまった状態。ハリは動かし過ぎで伸びて炎症を起こすような状態といって説明していました。

これはこれで問題ないのですが、最近はもう少し細かくわかってきて、凝って固まってしまった筋肉の両端が強く引っ張られることによってハリもできそこに痛みが発生し、コリの原因はもちろん固まるのですが、筋肉の周りをまとっている筋膜というカバーがシワ寄せ状態でギュっと縮まってしまいっていることによる萎縮と言われていて筋膜リリースという技術が流行りになっていますね。

 

対処は筋膜リリースやマッサージ、ストレッチや鍼灸といった多数の技術がありますね。

 

ここで視点を変えて、言葉の意味から考えてみると、

コリは、凝ることですよね。「凝り性」など凝縮し中心に向かってベクトルが向かっていく感じ

ハリは、張ることですね。「糸がピンと張る」「根が張り詰める」など中心から外に向かってベクトルが向かっていますね。

言葉のイメージで考えてみてもわかりやすいですが、凝り固まっているにしても、張り詰めているにしても緊張という現象ですね。

意識を内側に向けすぎ、外に向けすぎ。

緊張して硬くなりすぎ。周りに意識を張り詰めるすぎ。

どれにしても緊張感が共通ですね。

 

筋肉は緊張(硬さ)と解放(柔らかさ)の両立が必要です。

 

また精神・神経に於いても、緊張と開放のバランスが重要ですね。

 

こんな事を考えていると、コリやハリそしてリリース(開放)のバランスは神経のバランスであり、またそれを作り出す思考や感情のバランスとも言えそうですね。

結局ライフスタイルを作り出すものが筋肉で現象化しているのではないでしょうか?

 

凝り固まった考えを一旦ほぐす作業や、張り詰めたものを緩める時間(ボーッとする)も大事なんですね。

 

関連して、自律神経なんですが、

特に肩や腰のコリやハリがあると交感神経副交感神経(迷走神経)出入口でもあります。カラダの動きや内臓の動きを調整している中枢でもありますので、コリやハリがあるということは、筋肉と内臓のリズムやバランスに緊張という偏りを生み出すことに繋がります。

緊張が多く筋肉にハリやコリを作り出しやすい方は、折に触れて開放して緩めるという時間を持つ事が大事になってきますね。

 

まずは、緊張とゆとりの両立を意識してみたいものです。


今回のテーマ「コリとハリ」はいかがでしたか?
新しいタネの発見につながっていったらうれしいです。


タネ屋のマル


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このブログは私見(個人的見解)が中心となります。
しかしながら皆様の私見や疑問なども取り入れて新しいタネの発見ができる大きな可能性があると思ってます。質問やご意見を頂けましたら、一緒に考えて参りますので是非投げかけて下さい。お待ちしております。