こんにちは
生活のタネをお届けするタネ屋のマルです。
薬剤師と健康やレストランのコンサルタントしてます。
今日も私見たっぷりのタネをお届けします。
〜今回のテーマは「疲労」です〜
疲労ということばは、私の記憶では10年ほど前だったら、肉体疲労で「乳酸を取り除こう!」とか「リンパマッサージ」や「血流」などがキーワードだった気がします。
私も講演やコラムを書くときは、睡眠やホルモンなどの切り口からその辺りにアプローチしていたのですが、
現在は全く違いますよね。
メディアでも取り上げられることも多くなった「脳」や「自律神経」に関係する部位の疲労が一番中心なんです。
もちろん、運動や仕事などで発生する肉体疲労は皆さん十分すぎるほど実感していますよね。それによってマッサージやサプリやストレッチを含むエクササイズが変らず人気がありますね。
ここで今回のメインテーマは「脳の疲労」から考えてみたいと思います。
内容としては自律神経と合わせてみていきます。
私の関わる医療の現場では、以前より、何が原因かわからないけど「疲労感が常にある」、「いつもだるい」、「なんとなく体調が悪い」などの不定愁訴が多いかもしれません。
この感じが自律神経や脳の疲労に関係する人が多いように見受けます。
でも厄介なのが、大抵の場合、血液検査をはじめとする一般的な検査ではまず異常が見つかることがないのです。
何らかの症状が出る場合は、睡眠の何らかな問題や胃腸の違和感、場合によっては生活習慣病などのような兆候として現れる場合もあります。
原因はこれから探っていきますが、今回のキーワードは「疲労感」になります。
これによる不定愁訴であれば先日の「未病」というジャンルともいえます。
この疲労感、私も仕事やプライベート区別なく全般的に起きることは多々あります。
余談になりますが、私はこれから発展する又は発展最中のアジアの国に旅行に行って街中を散策するのが好きなのですが、そういう国では、インフラの前にスマートフォンが先に普及していて日本人より現地の高齢者が普通にLINEを楽しんでいたり、動画を楽しんでいる姿が見られ、私たちは逆に時代に置いていかれてしまっているのでは?と感じる事が多いです。すごいな〜なんてビックリしていつも帰ってきます。
問題はここからです。そういった国々でいま社会問題になっているのが、脳神経の疲労による様々な現象です。
もちろん疲労感。視力の低下。睡眠障害。気分障害。・・・要は自律神経失調症です。
私たちの生活を見回してみても、自律神経のバランスを崩した状態はあふれています。
私の感覚からしたら、都会でサラリーマンしていて自律神経のバランスが完璧と言い切れる人は滅多にいないのではないかと思います。ただ自覚はないと思いますが。
さらに今は都会や田舎は全く関係なく症状が出ています。
一方で都会でそれに早く気付いてしまったかたが、疲労の原因を手放して田舎への移住が多くなってきましたね。
現代は、24時間対応のお店も多く、また1年中同じ環境を維持できるので年間通して同じことを繰り返せる反面、体のリズムは消えています。
また、どこにいても映像が見れて視神経は一年中フル活動しています。
現場感からすると、
成長期の子供のゲームのやりすぎやTVの見過ぎは自律神経に非常に大きな負担をかけますので、疲労が溜まり過ぎると感情を含め大きなインパクトを出していきます。
また、定年後の方のダラダラ何と無くのTVの見過ぎは、その方々の様子を見ている限り認知症などに影響しているように感じます。
脳の疲労感を解消する方法は、睡眠・ウォーキング・音楽・瞑想など各種の本も出ているくらいですから自分に合った方法を選ぶには情報がたくさんあります。
ただ、問題は何処から疲労ががきているか知ることが先ずは大事ですので数日自分に疲れはあるのだろうか?とカラダを観察してみるのも面白いですよ。
今回のテーマ「疲労」はいかがでしたか?
新しいタネの発見につながっていったらうれしいです。
タネ屋のマル
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このブログは私見(個人的見解)が中心となります。
しかしながら皆様の私見や疑問なども取り入れて新しいタネの発見ができる大きな可能性があると思ってます。質問やご意見を頂けましたら、一緒に考えて参りますので是非投げかけて下さい。お待ちしております。