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ホメオスタシスは何を守ろうとしているのか

こんにちは
生活のタネをお届けするタネ屋のマルです

薬剤師と健康やレストランのコンサルタントしてます。
今日も私見たっぷりのタネをお届けします。

 

〜今回のテーマは「ホメオスタシス」です〜

 

ホメオスタシス(恒常性)とは?何でしょう    Wikipediaの引用を参考に

恒常性(こうじょうせい)ないしはホメオスタシス(希: ὅμοιοστάσις、英: homeostasis)とは、生物および鉱物において、その内部環境を一定の状態に保ちつづけようとする傾向のことである。

 

恒常性は生物のもつ重要な性質のひとつで生体の内部や外部の環境因子の変化にかかわらず生体の状態が一定に保たれるという性質、あるいはその状態を指す。生物が生物である要件のひとつであるほか、健康を定義する重要な要素でもある。生体恒常性とも言われる。

恒常性の保たれる範囲は体温や血圧、体液の浸透圧や水素イオン指数などをはじめ病原微生物やウイルスといった異物(非自己)の排除、創傷の修復など生体機能全般に及ぶ。

恒常性が保たれるためにはこれらが変化したとき、それを元に戻そうとする作用、すなわち生じた変化を打ち消す向きの変化を生む働きが存在しなければならない。これは、負のフィードバック作用と呼ばれる。この作用を主に司っているのが間脳視床下部であり、その指令の伝達網の役割を自律神経系や内分泌系(ホルモン分泌)が担っている。

現在では身体に限らず、社会活動や哲学などいろんなジャンルで使われている用語ですので、知っている方は多いですかね。

 

身体では脳・自律神経・ホルモンが中心となって体内をどんな季節どんな環境下でも一定に保つようにしていることです。

シンプルに言うと体内の深部の体温を常に37度に保っているのです。

何故37度に保たなくてはいけないのでしょうか?

酵素が働く温度だからです。

 例えばビタミン・ミネラル補酵素という名称で必須のものですが、これは酵素が働く際に無くてはならないからです。肌が綺麗になるからなどでは無いです。

一つの反応として抗酸化がありますが、これは酵素活性酸素を処理している作業です。なのでビタミン・ミネラルが必要なんです。因みに酵素タンパク質から身体が作り出しています。

 

体内の反応は「情報」が伝達をしていますが、現場は酵素が一生懸命働いています。厳密にいうと、酵素が働いているというより、体内の現場は各種の反応が起きることで機能を生み出しています。その反応の触媒が酵素です。

仮に、脳や神経が適切な指示(情報)を送ったとしても現場の酵素が動かない環境下では生体は全く反応(機能)しません。それはを意味します。

その鍵を握っているのが温度なんです。

 

体温が低い人は抵抗力が低いなどという表現は本などで見かけたことがあると思います。

なので、ホメオスタシスを考えるときまず考えるのは、内部の温度保存外部環境への適応力が鍵になりますね。

内部なら、白湯を飲みましょう!とか生姜を!などと勧められてますね。

外部がちょっと難しくて、これが筋肉の量と皮下脂肪、そして衣類や住環境などですね。

 

ホメオスタシスは全ての人に必要ですが、実際自分は何処が弱点か見極められると、内側のメンテナンスしよう!とか外側の適応を改善しよう!などシンプルに改善できますね。

 

難しいことをするのではなく、まずは弱点の見極めからがおススメですよ。

 

今回のテーマ「ホメオスタシス」はいかがでしたか?
新しいタネの発見につながっていったらうれしいです。

 

タネ屋のマル

 

このブログは私見(個人的見解)が中心となります。
しかしながら皆様の私見や疑問なども取り入れて新しいタネの発見ができる大きな可能性があると思ってます。質問やご意見を頂けましたら、一緒に考えて参りますので是非投げかけて下さい。お待ちしております。