薬剤師が語る 生活のタネ

自分らしいライフスタイルを生みだすためのタネを探す冒険に行こう

和柄のもつ生命力とテクノロジー【生活のタネ】

こんにちは

生活のタネをお届けするタネ屋のマルです

今日も私見たっぷりのタネをお届けします。

f:id:maryuchian:20191226154317j:image

 クリスマスが終わると、もう正月モードと世間は忙しいです。

 

せっかくですので年賀状や正月の飾り、初詣などでこれから頻繁目にする「和柄」に注目して書いてみます。 

 

私自身、子供の頃から親が和裁士だったため、かなり高価な反物をよく見ながら育った事もあり和のデザインは日常的なものではありました。

今では風呂敷が大好きなのでいつも和柄の風呂敷を購入したりします。

とは言っても、当たり前すぎてなかなかその意味まで触れることはないですよね。

 

でも、よく見てみると、

和柄には、私達のの中に刻まれた記憶として、日本人が持っている生命観を感じます。

和柄のデザインに「生命力」を感じると言った方がいいでしょうか。

 

f:id:maryuchian:20191227101427j:image

 

私達の先祖は自然界全ての生命を究極的にシンプルなデザインに抽象化したデザイナーなんですね。

その生命デザインを、日常的に身につけたり、身近なものに使うことで私達の生命と共鳴させていたのかもしれません。

今で言えば波動共鳴だっやのかもしれません。

昔は願いや縁起をここに込めたりしたと言いますので、吉祥紋であったり神社仏閣でもそのデザインが象徴的に使われる事でその場の空気感を作り出していると言っても良いのではないでしょうか。

 

f:id:maryuchian:20191227101451j:image

 

更にこれを3次元に立体化する、結び目の紋様や飾り物の配置などは、宇宙・自然を自分自身と3次元で交差させるテクノロジーでもあり科学でもある、と言っても過言ではないと思います。

 

f:id:maryuchian:20191227101507j:image

 

家紋や神紋は現在ではただの識別記号としてデザインという認識になっているかもしれませんが、

昔は、現在では私達が感じられなくなってしまった自然界のコード(暗号)と言えばどうです?

少し興味が湧く方もいらっしゃるのではないでしょうか。

ラソンシューズのドラマで勝ち虫としての「トンボ」は記憶にある方もいらっしゃるのでは?

 

f:id:maryuchian:20191227104954j:image

 

お正月と言えば、定番は

門松、鏡餅、しめ縄飾り

地域によって様々な習わしがあるようですが、

それぞれの配置や結び方の選び方やその意味はしっかりありますね。

子供ながら祖父の横でしめ縄を作ったのを覚えています。

 

意味の解説サイトは沢山ありますので、

」や「結び目」や「置き物」を見たら写真などとって調べてみると奥深さを感じられますね。

 

背景でいえば、古代中国の文化が遣唐使や遣隋使などで仏教など日本に入りながら神道の世界観でより抽象化され、潜象世界と現象世界の「」と「」を行き来するようなコードに置き換えられてきたのかもしれません。

初詣で神社に行くとより実感するかもしれませんね。

これは江戸時代までの神仏習合の世界で日本に広まりながら庶民の生活にも深く根強いてきたのではないでしょうか。

 

とくに正月飾り全般は神社仏閣の造りや配置と意味は一緒になりますので一番楽しめる時期かもしれません。

 

神社仏閣は上の通り潜象世界と現象世界を行き来するような装置としてのテクノロジーもあります。

心理学的にもそうかもしれませんが、深い所で(潜在意識や超意識)では、お願いごとを考えるまでもなく、人生のベクトルのようなものは定まっている様に感じます。

それを邪魔しているのが顕在意識のなかでループしてしまうような思考やそれを生み出す既成概念ですね。

和柄や正月飾りの装置テクノロジーは、思考や既成概念を飛び越えて、深い部分の想いと共鳴してくるものでしょうから

お願いを考えるより、より自然な自分で前に立ち、自分自身をさらけ出せばあとは自動的に共鳴していく自動運転のように、必要なコードが現象化してくるのかもしれませんね。

 

年末の大掃除として自分がいる空間を綺麗にするのと、体や頭を掃除するように綺麗にする事は私は同じ事だと思っています。

初詣を有名なところにいくのも楽しみですが、自分自身の中にも祭壇はあると古代から言われていますので、それを意識をしてみてもいいかもしれませんね。

因みに仏教として入ってきた「須弥壇」は元々はインドにあったヒンズーなどの須弥山(メール)なのですが、ヨーガの世界では頭蓋骨から背骨の事を須弥山として真っ直ぐ立てると言うようですよ。

今で言えば脳と自律神経そしてそれの装置としての頭蓋骨と背骨とも言えますでしょうか。

今年の韋駄天は須弥山の二段目の守護の一人ですね。

 

話があちらこちらに飛んでしまいましたが、

答えがある世界ではなく、

投げかけた自分自身のリアクションをキャッチするアンテナが綺麗に整っている事が結果的に現実をつくるので、

ぜひこの1週間を楽しんで頂きたいですね。

 

f:id:maryuchian:20191227112630j:image


今回のテーマ「和柄」はいかがでしたか?

新しいタネの発見につながっていったらうれしいです。


タネ屋のマル

 

〜 * 〜 * 〜 * 〜 * 〜 * 〜 * 〜

筆者:丸山  泰弘

薬剤師、カラダ・キュレーター

健康・レストランのコンサルタント

CS60始めました(CS60目黒)

https://www.cs60meguro.com/

カラダ・キュレーション(CS60)

 

(ホームページ)https://life-presents.jimdo.com

(ブログ)https://karadaq.hatenablog.com/

Twitter

@taneyakumaru