薬剤師が語る 生活のタネ

自分らしいライフスタイルを生みだすためのタネを探す冒険に行こう

オリンピックイヤーと病気【カラダNEWS】

こんにちは

生活のタネをお届けするタネ屋のマルです

今日も私見たっぷりのタネをお届けします。

f:id:maryuchian:20191217143307j:image

今日は、ホントかどうか?と不思議な周期性の話。

 

オリンピックイヤーはいろんな事が起きるといわれている一つですが、

通称「オリンピック肺炎」と言われているものです。

 

具体的にはマイコプラズマ肺炎の事です。

 

オリンピックイヤーは2020 年になりますが、念の為現在の動向を見てみてます。

 

下のグラフは現在の東京都のマイコプラズマ肺炎感染者の動向です。

f:id:maryuchian:20191217143319p:image

東京都感染症情報センター » マイコプラズマ肺炎の流行状況

今年は赤線です。

前回のリオデジャネイロオリンピックは2016年です。グラフでは紫色のラインで高い位置です。

確かに4年前は高いですね。

更にその前年2015年(オレンジ線)が秋から急激に増えている事もありますので、

2019年の今から気をつけたいところ。

 

現在の感染者の報告があるエリアは

下記のようです。

f:id:maryuchian:20191217143329p:image

 

マイコプラズマ肺炎は、これからの時期は

インフルエンザとの関連が要注意ですね。

 

インフルエンザは上気道より気管支の症状が残る方が例年多いです。

インフルエンザの熱が下がって、もう一度熱が出ながら咳が悪化する場合は気をつけたいところです。

 

咳は初期はいいのですが、炎症やアレルギー症状が気管支に達してしまうと、しっかり治療しても2週間かかる症状です。

 

現代の私達の都会的な生活は、発熱よりアレルギー性の症状に偏りがちになりますので、

マイコプラズマ肺炎を含め咳を伴う症状は結果的にアレルギー反応が残る事になります。

 

現在は秋の高気圧と低気圧が交互に来る気候に似ていて、更にその頃より気圧変化が激しいです。

こうなると喘息持ちの方や風邪でも喘息?かと思うような症状に移行しがちです。

 

今は気温差も今年の秋以上です。

今なると正月ごろまで持ち越しがちですので体調を整えておきたいところです。


今回のカラダNEWSはいかがでしたか?

新しいタネの発見につながっていったらうれしいです。


タネ屋のマル

〜 * 〜 * 〜 * 〜 * 〜 * 〜 * 〜

筆者:丸山  泰弘

薬剤師、カラダ・キュレーター

健康・レストランのコンサルタント

CS60始めました(CS60目黒)

https://www.cs60meguro.com/

カラダ・キュレーション(CS60)

https://karadaq.hatenablog.com/

Twitter

@taneyakumaru