こんにちは
生活のタネをお届けするタネ屋のマルです
今日も私見たっぷりのタネをお届けします。
今回は2020年を見ていくのに便利な一つのモノサシである「干支」を使って私達の心のベクトルと姿勢を探ってみたいと思います。
先ず、202年は干支で「庚子」。
いわゆるネズミ年になります。
先ずは干支の概念
上の十干(ジュッカン)と下の十二支(ジュウニシ)の組み合わせで60パターンのサイクルとしてつかわれ、還暦などの言葉は馴染みがありますね。
十干は空間をあらわし、十二支は時間を表します。
そこから年月日と方位などが組み合わさって年版などがありますね。
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より引用より
もう一つの十干は天の気、十二支は地の気とも表現されます。
では実際の干支から2020年の様相を探ってみます。
先ず、十干です。
「庚(かのえ)」
陰陽五行の「金性」の「+(陽)」という意味です。
季節で言えば秋、植物は成長を止め、新たな形に変化しようとしている状態。
金性は剣に象徴される様な攻撃本能の性質があります。
人間の臓器では肺臓と大腸で外と内の出入りの新陳代謝の機能でもあります。
心持ちとしては正義というキーワードで物事を判断していく傾向にあります。
天の気であり空間性もありますので空気感という感覚でみると分かりやすいかもしれません。
ここから考えると、2020年はお金の動きも激しく、過去の精算(代謝)をするかの様な事象や事件が起きやすく、それと同時に新たな要素を取り込もう(代謝)とするような革命とも言える様な動きも見えてきそうですね。
広く言えば変化が象徴されるもので、陽性なので内側というより外側の現象で起きやすいとも見れます。
そんな事を言わずとも世界はすでに動いていますので、誰でも想像出来る範疇ですね。
ここで、香港や韓国・北朝鮮、さらにイランなど世界各地で起きている問題。
これらはそれぞれの正義から発生しているものとも言えますね。
来年はこれがさらに拡大又は広がり、日常的な出来事でも各自の正義感から正義の剣を振り上げてしまう方々が増える様な気がします。
これは、経済的な問題が起きても起きうる事ですが、通信の5Gがスタートすると、脳神経が興奮しやすくなるのは想像できますので追い討ちをかける可能性は考えられます。
次に十二支。
「子(ね)」
陰陽五行で言えば「水性」の「+(陽)」という意味。
最初の十二支なんで時期としては冬至辺り。この頃の大地は、これから外が寒さを増していく一方で目を出す準備が始まっている状態。
子はネズミの意味もあることから、増えていく性質も見えてきます。
時間的な性質を表すので、外側は終わりの空気が残りながらも水面下では新たな始まりがスタートする時間の流れが感じられます。
やはり、新しい要素が私達の中に芽生え始め、なんとも言えない違和感が生じやすくなりそうですね。
そこから外と内のねじれが発生して、外側の状況に対して内側から正義の剣を抜いて切り刻んでしまいがちになりそうですね。
その人によっていろんな使命もあるのかもしれませんが、ここはカラダ予報で皆さんの健康的ライフスタイルの創造をしたいのでその点から生活のタネをお届けするならば
振り上げそうになった剣を、その源になる自らの正義感に剣先(ベクトル)を向けて見る勇気をもった姿勢をとれるかが鍵になりそうですね。
本年度の内側のねじれを解いて結び直してきた皆さんが向き合う外とのねじれの解消は、やはり紐解きから始まります。
剣を自らに向け内と外を分け隔てている殻を壊す必要があります。
違う見方をすれば、内側から自らの殻に剣を振りかざし壊す姿勢とも言えます。
剣だと抽象的で分かりづらいですね。
一つのアプローチとして、自らに問いかけるんです。
正義感や感情が立ち上がってきたときに、
本当にそうなのか?
それに反応している自分の感情は何処からやって来る?
などと問いかけるんです。
文章では非常に簡単ですが、行うのはかなり苦痛を伴いますね。
ある意味自分自身の考え方を否定することになるので。
ただ、ここにも一つのコツみたいなものがあります。
目の前で何かあって感情が立ち上がったとき、
一呼吸置くことで冷静になれます。
間をおくんです。
前回、疲労を溜めないこと、時間のゆとりを持つこと、とお伝えしましたが、
この二つの要素がないと一呼吸の間が空けられず、衝動的に反応してしまいます。
社会の動乱に乗じて反応しすぎると、疲弊して、自分というものも無くなってきてしまい、振り回されるだけです。
今、これらが想定されるなら、行き当たりばったりではなく、
今から始めて準備出来る事があります。
自分の感情やパターン的な考えが何処から来ているかみつめるんです。
自分自身の殻は、正義の剣を振りかざさなくても壊すことは出来ます。
必要に迫られた変化を強いられるのと、自ら殻を解き始めて、新しいものを受け止める余白を準備しておくか。
とおるプロセスは一緒でもゆとりは違ってきそうではないでしょうか?
特に自分自身が何に対して怒りが立ち上がるかをよく観察してみるとヒントが見つかるかもしれないですね。
今回のカラダ予報はいかがでしたか?
新しいタネの発見につながっていったらうれしいです。
タネ屋のマル
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筆者:丸山 泰弘
薬剤師、カラダ・キュレーター
健康・レストランのコンサルタント
CS60始めました(CS60目黒)
カラダ・キュレーション(CS60)
https://karadaq.hatenablog.com/
@taneyakumaru