薬剤師が語る 生活のタネ

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冬の肌ケアはeデトックスから【カラダのタネ】

こんにちは

生活のタネをお届けするタネ屋のマルです

今日も私見たっぷりのタネをお届けします。

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昨日6日は今季で初めて最低湿度が20%をきりましたね。

本格的な乾燥シーズン到来です。

 

乾燥すると気になってくるのが肌のケアですよね。

 

今回は乾燥シーズンの肌ケアを静電気との関連で見ていきます。

先ず今日書いた理由は、静電気が発生しやすい条件が揃ったからです。

  • 温度(気温)20°以下
  • 湿度20%以下

この二つが揃うと静電気が発生しやすくなります。

 

昨日の湿度(東京)は気象庁のデータによると

最高が61%

最低が19%

気温は勿論最高でも21.2度ですから条件が揃いました。

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因みに湿度は朝晩に最高のピークがきて。昼に最低になる傾向があります。

私達の過ごしやすい湿度は45%〜55%ぐらいになるでしょうからだいぶ低いのがわかりますね。

 

静電気が溜まりやすい人は痛いだけでなく電化製品を故障させやすかったりもして不都合な事ばかりですね。

カラダにも不都合ばかりなのは勿論ですが、逆に体調にダメージがあるサインとしても判断できます。

その中に肌のダメージにも関わってきます。

 

 

では、何故静電気と肌ケアが関連するかを見ていきます。

 先ずカラダの電気のバランスを大まかに見ると、

皮膚というのはご存知の通り弱酸性です。石鹸など弱酸性をうたっている理由ですね。

それに対して体内アルカリ性になります。アルカリ食品という単語はここからきています。

電気的な性質からみると、カラダの表面がプラスイオン(➕)でカラダの中がマイナスイオン(➖)の比重が多いという事にもなります。

マクロビオテックはこの性質を中国古典の易経の原理をシンプルに利用して宗教として理論構築したのが始まりですので、意外に身近なところで触れている理論でもあります。

図にするとこんなイメージ(かなり抽象的ですが)

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これでバランスがとれている状態です。

 

 このバランスを崩してしまうのが静電気です。

静電気は、繊維などが擦れ合う事により片方のマイナスの電気が片方に奪われてしまい、電気の偏りが発生してしまうことにより発生します。

下の様な関係です。

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静電気とは | 静電気の基礎知識 | 静電気ドクター | キーエンス参考

 

では繊維がどの様に帯電しやすいかまとめたものが下の表です。

以前ウールをオススメした記事に載せたものです。

 

ウールをはじめ図の上側にある繊維はオススメした背景の一つにプラス➕に帯電することで皮膚とカラダの中のバランスは崩しません。

逆に、下側の繊維は、皮膚の表面でマイナス➖に帯電してしまいます。

これは繊維同士の関係だけならばいいのですが、カラダの中の➖を奪い取ってしまい、カラダの内部の弱アルカリ性の状態が保てず酸性よりに偏る様に動いてしまいます。

 

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 カラダの内側が弱アルカリ性から 酸性側に向かってしまうと、

神経は興奮・過敏傾向になり無駄にビタミンミネラルは消耗します。

体感は疲れやすく、元気がなくなった感じがします。

筋肉は硬くなり血流は悪くなり、関節はギシギシ、の流れも悪くなります。

 

極端かもしれませんが、静電気がバチバチいってしまう方は疲れやすいしパフォーマンスは悪くなります。

高濃度ビタミンCが効果を出している背景はここにあると思います。

 

じゃどうしたらいいの?

是非CS60を!一番手っ取り早いですし手応えあります。

とは言っても日常でメンテナンスしたいですよね。

夏なら海水(塩水)に入れば取れやすいんですが、静電気が発生しやすいのは20℃以下の寒い時期の話でしたね。

毎日できる方法は

  • 夜にはお風呂に入る
  • 寝る時は天然繊維の服

この二つが静電気の日々のデトックスになります。

 

先ず入浴ですが、シャワーでもいいのですが、湯船の方が電気を中和しやすいです。

更に、デトックスと睡眠を考えると寝る前(または夜)が理想的です。

そして入浴後には天然繊維(綿やウールなど)の服を着ることが再度静電気を発生させないのと、睡眠中の静電気の放電を手伝ってくれます。

化学繊維で寝ると、静電気をカラダに閉じ込めてしまうイメージで、疲労が抜けないです。

 

中でもウールは面白い特徴があり、汗をかいても汗臭くならないんです。

私は汗を多くかく方ですのでその差は歴然と感じています。

今はかなり手頃な価格でウール製品が手に入りやすくなってきています。

しかも洗濯機で普通に洗えたりしてしまうんです。

この冬は是非静電気(e)のデトックスを意識してみませんか?

疲れや神経過敏なども楽になりますよ。

 

静電気が付着しない肌は健康状態を保てますので、保湿力もバリア機能も保てます。

沢山高いクリームを使う前に静電気除去から検討してみてはどうでしょう?

 

taneya.hateblo.jp


今回のテーマ「」はいかがでしたか?

新しいタネの発見につながっていったらうれしいです。


タネ屋のマル

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筆者:丸山  泰弘

薬剤師、カラダ・キュレーター

健康・レストランのコンサルタント

CS60始めました(CS60目黒)

https://www.cs60meguro.com/

カラダ・キュレーション(CS60)

https://karadaq.hatenablog.com/

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