こんにちは
生活のタネをお届けするタネ屋のマルです
今日も私見たっぷりのタネをお届けします。
近年、カンピロバクターによる胃腸炎が目立つようになってきました。
インフルエンザの様に流行するのとも違います。
カンピロバクターは、主に生肉などから私達の胃の中に入ってきます。
ペットが原因のケースも多くなってきているかもしれません。
海のノロウィルスに対して陸のカンピロバクターとでも言ったらいいのでしょうか。
大人は比較的症状が軽いケースが多い様ですが、子供は点滴を必要とするケースも結構ある様です。
要は食中毒のジャンル入ってしまいます。
一般的に食中毒は夏のイメージが多いと思いますが、カンピロバクターのピークは5月6月で夏は少なく秋からまたで始める様です。
治療上は胃腸炎の対処とほぼ同じで特別な薬を必要とはしないのですが、発熱と痛みは強いらしいです。
発症するまでの潜伏期間が長くて2〜10日程ある様ですので、10日前までの食事を遡らないと原因が突き止められない可能性もあります。
来週から土用に入り、この期間とその後2〜3週間は抵抗力が落ちている人が多くなる時期です。
特に胃の機能が低下して胃酸が少なくなるなるケースはカンピロバクターに限らず胃腸炎の確率がグッと上がってしまいます。
強い疲労感や極度のストレス、特に感情的になりやすい時は可能性が高いです。
また、春ののぼせ感が続いていた方は胃に負担をかけてきている可能性があります。
これらは陰陽五行で言えば「肝臓」(木)が活発になり過ぎた状態の事を言います。肝臓が活発になるとイライラや怒りがフツフツと湧き上がってくると「胃」(土)の機能が低下しています。この状態ですと食事から生命力をいただけなくなりパワーダウンし疲労感へと繋がります。
これが抵抗力低下の一つの要因でしょう。
こんなタイミングでカンピロバクターなどを取り込んでしまったら、腸でスクスクと増殖していってしまいます。
連休で長期旅行を楽しむ方は多いでしょう。
特に海外へ行く際は胃腸の疲れは無くしてから行くのが満喫するコツかもしれませんね。
当たり前かもしれませんが、疲れている時はナマモノはできるだけ避け、消化のいいものを選択したいところです。
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タネ屋のマル
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丸山 泰弘
薬剤師、健康・レストランのコンサルタント
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