薬剤師が語る 生活のタネ

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カラダの季節の変わり目前の今だからこそ

こんにちは
生活のタネをお届けするタネ屋のマルです

今日も私見たっぷりのタネをお届けします。f:id:maryuchian:20190410134048j:image

あと一週間ほどでカラダの変わり目である「土用」にはいりますね。

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昔からの風習のなかでは自然界も変わり目なので災害などに注意とされますが、

私が捉えているものとしては、周囲の変化もリンクするのであるのですが、「土用」は陰陽五行思想で言えば中央で、自ら動く働きではないため、自分から動く事は割減の効果と捉えてます。

 

なので、土用中の事は事前に決めておきましょう!とか、その期間に何かを始めるのではなく、その前から準備し始めましょう!などと言われますね。

 

要は注意力や集中力も二割減と考えたとき、決断や勝負は向かず、自然環境の中でも咄嗟の判断は鈍ると考えたら、ゴールデンウィークをその場の気分で判断し過ぎると危険だよ〜と、昔の人は教えてくれていたのかもしれませんね。

 

なので、まずはこの一週間で大事な事はアウトラインだけでも決めておきたいところですね。

 

 

そして本題の「カラダの変わり目」を目前にと考えた時、

いつも土用中に注意を促してきましたが、事前に対策する事で土用を負担なく通過し、その後の季節に疲労を残さず済みます。

 

今回の春土用の期間は

4月17日〜5月5日節句までの時間としては18日になります。

 

土用中のカラダの変化で特に注意したいポイントは

  • 脳神経の疲労
  • 抵抗力(免疫力)ほ低下
  • 胃腸の疲労

この3点になります。 

 

脳神経の疲労はこの時期発生しやすい めまい・ヘルペス・耳鳴りなどの症状が発生しやすい土台を作ってしまいます。

 

抵抗力はマクロファージをはじめとする外側からの環境から侵入者を防ぐ力です。変わり目にはこの力が若干弱まると言われます。二割減と思っておくといいのかもしれません。

 

また、春の木気が活発になることで胃の力を削がれて消化力が落ちやすく、生物の殺菌などが上手くいかず食あたりが起きやすいです。

 

 

そこでこの一週間でできる対処は

まずは睡眠が全てにおいて重要です。

そして、映像の見る時間をセーブしておくこと(携帯やPC画面も同じ)寝る前のブルーライトはせめて控えられるといいですね。

 

今回一番のカギは「胃腸の休息」をとることです。

前回の記事で無いものを食べる事によって「デトックス」と「回復」をもたらすことをご紹介しました。

もちろん断食が出来るのであればそれが一番手っ取り早いのですが、

食べながら休める方法もあります。

スープ」にする事です。

これは「お粥」も含みます。

実は具を沢山食べるより、より自然に育ったものをスープにエキスとして出したものを頂くことが一番の栄養だと思ってください。

これはビタミンなどの問題ではなく素材の力を頂くことです。

この食事を数回する事で、胃腸が休まるだけでなく、抵抗力を支えている「精」を蓄える事ができます。

なので注意点の2項目をカバーできます。

今までご紹介したサムゲタンの様な滋養強壮のスープもいいですし、野菜のスープもいいですし、魚介のスープも素晴らしいです。

これらをベースにお粥を作ってみるのはいかがでしょうか?

もちろんお味噌汁もいいでしょう。

毎食の必要はありませんので時折又は1〜3日の集中でもいいです。

ライフスタイルに取り入れやすい方法でお試しください。

 

 

これらを簡単にまとめると

睡眠スープだけでも出来るとカラダの疲労は和らいでくれそうです。

 

変化の時期を充実した時間にする為に、

事前の準備はいかがでしょうか?

これは前回の時間の先走りではなく、認識(知恵)を生活に活かす術で、

カラダの声をしっかり聞かないとできないのでより時間を「今」にフォーカスした中で出来るとより自然に出来るのではないでしょうか。

 

まずは簡単でもいいので試してみてくださいね。

 


今回のテーマ「」はいかがでしたか?
新しいタネの発見につながっていったらうれしいです。


タネ屋のマル

 

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丸山  泰弘

薬剤師、健康・レストランのコンサルタント

 

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