薬剤師が語る 生活のタネ

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身体宇宙を走る稲妻の槍【カラダのタネ】

こんにちは
生活のタネをお届けするタネ屋のマルです

今日も私見たっぷりのタネをお届けします。

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元号が発表されました!

出典も万葉集となりより日本らしさや日本の歴史などにも注目が集まりそうですね。

「令和」を先ずは自分の中で味わってみたいです。

 

昨日は歌にあるように冬から春へ差し掛かり雷や嵐を経過しながら春の和らぎを迎える時を歌ったものな様ですね。

平らかになった天地に稲妻が走り新しい芽生えを迎える心境でしょうか。

 

 

今回はカラダのタネとしてカラダの宇宙の稲妻として先日の甲子から大黒様シバ神とれんそうして「三叉の槍」ということからカラダ目線で三叉神経と連想してきました。

これと同じ様に稲妻という視点から「三叉の槍」を捉えると、まさに頭蓋骨から仙骨までの「背骨」です。


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ウィキペディアより

 

 

これからのカラダと向き合うにおいて重要と思われるこのパーツにフォーカスして今後のカラダ予報にも組み合わせながら考えていきたいです。

 

背中に稲妻が走るなどと表現する事もしばしばありますよね。

三叉の槍を司る世界の神話に登場する神の役割を見てみると背骨が槍の棒の部分と頭の「蝶形骨」お尻の「仙骨」が上下についていて、

まさに稲妻を走らせ、生命力(代謝)の柱でもあります。

頭から稲妻が落ちるかのように三叉の槍が仙骨に向かって走っているイメージが神話の役割と重なってきます。


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ウィキペディアより左が蝶形骨、右が仙骨

 

よく言われている事ですが、この二つの骨は人工的につくることは不可能なんです。

その上、まだまだ本当の役割の全貌がよくわからない存在でもあります。

 

蝶形骨」は、

ホルモンなどカラダの機能中枢である下垂体の受け皿として大事な構造です。さらに構造的には顔面部と脳の敷居になっています。直ぐ後ろには下垂体ほか人体のシステムのコントロールセンターである脳幹もあります。

前回お知らせした三叉神経もこの蝶形骨が通り道として重要な役割です。

左右両側の突端はコネカミになります。

また三半規管とも連動しています。

まだまだあって、ロルフィングで有名ですが横隔膜がつる下がっている場所でもあり、脳の硬膜にも繋がっています。

カラダ予報でお知らせしている季節の変わり目によく起きる症状の関連機関は全部蝶形骨に繋がっているのも面白いですね。

 

仙骨も同様に重要な存在ですね。

ヨガをやっている方は仙骨を立てるようなイメージといった表現を使いますね。

瞑想でも仙骨は重要です。

この通り、カイロプラックチスや整骨などの領域でも重要な場所です。

ここが損傷すると命を落とすと言われています。

また、身体機能は、蝶形骨が支えている脳幹から出る迷走神経と仙骨(仙髄)から出る神経はいわゆる副交感神経にあたります。

神の骨などとも言われてますね。

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やさしい自律神経生理学―命を支える仕組みより

 

 

一方で、仙骨クンダリーニと言われて上昇していくエネルギーも表現され、生命や医療に関わる機関のシンボルとしてヘルメスの杖がよく使われますね。

このシンボルを眺めていると、「仙骨」→「背骨(チャクラ又はスシュムナー管)→「蝶形骨」→「下垂体又は松果体」へ立ち上がる生命エネルギーに見えますね。古代の叡智として生命の樹などが表現されているものでしょう。

 


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こう見てくると、

破壊の神や祓いの為の三叉の槍金剛杵は何かを解いたり滅したりしてあの世(地下界?)へ送り込むかのようですね。

海又は竜宮城の水面下の世界へ送る。細胞でいうとアポトーシスとも言えるような働きとも見えてきます。

 

ヘルメスの杖はエネルギー又は生命力を生成して昇華させる事で全身へ送り込むかの様にも見えます。

 

両方合わせれば、代謝ですね。

 

この様な働きを眺めてみると、勿論妄想的な部分も多いですが、

意外に姿勢を正すという事や、自然体の姿勢や、カラダの調整力のヒントはカラダと宇宙(自然)との関連性からよく見えてくるのではないかと改めて思います。

 

 今回のものは何かを良くするテクニックではないのですが、

カラダの声を聴く際にいずれ役にたつ内容なのかもしれません。

 

 

因みに

令和の「令」から「命」という字を私は最初に連想しましたが、

令は神のお告げや、神のお言葉、天から降りてくるもの(法)のような意味合いもあり

命についている「口」は白川静氏によると「神に捧げる祝詞を収める器」という意味合いもある「サイ」ともいいます。この「サイ」は心理学や量子力学などの要素もある一方、「Ψ」と表示してガネーシャ  やシバ神のおでこにあるマーク?で三叉の槍の印になります。

仙骨が上から降りてくるエネルギーを受け止める器という想像も膨らみます。

蝶形骨も下垂体の器ですので連想ゲームになってしまいますがいろいろ考えるタネになりそうです。

 


今回のカラダのタネはいかがでしたか?
新しいタネの発見につながっていったらうれしいです。


タネ屋のマル

 

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丸山  泰弘

薬剤師、健康・レストランのコンサルタント

 

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