薬剤師が語る 生活のタネ

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【イニシエの叡智】月を読み立ち位置を知る

こんにちは
生活のタネをお届けするタネ屋のマルです

今日も私見たっぷりのタネをお届けします。

 

 

スーパームーンはどうですか?

今日も天気が良ければまだまだ大きく見えます。

 

 

さて、昨日に引き続き「」です。

古事記日本書紀の神話では三貴子として

が登場しますね。

アマテラスとスサノオの物語は雛祭りと関係が深いためまた近日中にご紹介します。

 

今回のメインはツクヨミです。

漢字で書けば「月読

月を読むと書きます。

アマテラスが昼の世界に対してツクヨミは夜の世界を司る役割ですね。

 

「月を読む」とは現代的に言うと【暦】を司るとも言えませんか?

私達は日々カレンダーを利用して今の日付を認識してますが、これは、イギリスのグリニッジ天文台基準になっているため正確で世界で共有できる反面、月を見て今の日付を見出すのは非常に困難でもあります。

しかし、古代の人々は、月を見て日付けを認識していたと言えます。また、星空を見る事で、季節や移動した時の位置や方角を認識できていたんですよね。

「変化するもの」と「変化しないもの」を知っていたからです。

更に、昼の太陽の「春分秋分夏至冬至」を組み合わせて正確な【暦】を地域ごと作り上げてきたのです。

まさに月日(ツキヒ)が巡る実感の中で生きていたのでしょう。

 

 

一日を刻むのは「太陽」が時刻として

一方で暦は「月」がリズムを生み出しています。

また夜空は空海を把握する事ができます。

 

古事記にあるようにアマテラスの機織りによって時空間の編み目が産み出され、星々が模様のようにそこに織り込まれる事によって私達の認識が可能になっています。

 

更に現代の私達に置き換えて、

カラダ的に見ると

太陽のサイクルは脳の中枢の時計を司る体内時計から「自律神経」を支配し、中枢の柱を築きますね。 

一方、月を始め夜の星々は内臓を始め内部のパーツを構成して中枢とのフィードバックでカラダというシステムを構築しています。

 

 

イニシエの叡智は単なる物語というよりは、私達の中で着地できるもので、古代とは違った方法で立ち位置を把握出来るようにもなり得ます。

 

 

私達は認識する事で自分自身のなかで発展させることができます。

今宵もまだまだ大きな月が見える可能性はあります。

是非せっかくの機会です。楽しんでみて下さい。

 


今回のテーマ「月読み」はいかがでしたか?
新しいタネの発見につながっていったらうれしいです。


タネ屋のマル

 

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丸山  泰弘

薬剤師、健康・レストランのコンサルタント

 

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