こんにちは
生活のタネをお届けするタネ屋のマルです
今日も私見たっぷりのタネをお届けします。
年末やお正月からの胃の疲れを引きづっている方へ。
特に痛みや胃酸が強く出ているのでは?と感じている方。
連日お知らせしているように、昨晩から「土用」に入りました。
この土用期間中は「胃」や「脾臓・膵臓」の比重が強くなります。
問題の無い方にはカラダの内側を養うのに絶好の機会でもあります。
しかし、不調を抱えたまま比重が大きくなると、違う方向に暴走してしまいます。
一番なりやすいのは、「胃酸過多」です。
実は胃酸の出過ぎとカラダのバランスについてはまだまだわかっていない事ばかりで、現場でも経験的な判断や説明がメインになってきます。
今回は一つの側面としてイメージしやすいように少し抽象的に眺めてみますね。
胃酸過多になるのは、「胃の動き」が悪くなるからです。
胃の食べ物をすりつぶしながら消化する機能が低下してしまうのを補助する為に「胃酸」を多く放出することで食べ物を強制的に溶かしているのです。
では何故胃が動かなくなるか?
ストレスですね。
胃に関わるストレスは大まかに2通りあって、
今回のテーマは内臓疲労側ですね。
人間で言えば、夕方に栄養ドリンクのんで、さあ、残業頑張るぞ‼︎っといったような感じで、カラダにムチ打ちながら気合いで乗り切る!
といったような状況かもしれませんね。
精神的な疲労は以前の疲労シリーズには入っていませんのでまた改めて。
カラダハック 疲労を東洋医学から探る(内臓疲労) 《疲労シリーズNo.4》 - 薬剤師が語る 生活のタネ
今回は内臓として負荷をかけ過ぎないようにというところですが、
精神的なストレスも含めて改善させる方法があります。
「メディテーション(瞑想)」「運動」「軽い断食」
この3つを組み合わせることです。
でも、どれもストイックにする必要はありません。
瞑想は、1日10〜15分ほどで十分ですね。
運動は、20〜30程度のウォーキングゆランニングなどの軽いもので毎日でなく週2〜3回程度
断食は、朝食又は夕食を取らない日をたまにつくるような感じ。又は、食事の量を減らす程度。
あとはよく噛むことが大事なんですよね(自戒の念を込めて)
私はあまり噛まない習慣が身についてしまっているので、こういう時は反省ですね。
胃の疲労を無くすポイントは「空腹感」です。
空腹感が気にならなくなるまでやってみることですね。
世の中にはいろんなツールがあります。
例えばビールや炭酸飲料を飲むことでも胃の血流が増し、一時的に動きやすくなることもあります。
消化剤を飲んで負担を減らす事もできます。
しかし、「空腹感」を気にならなく出来るかどうかが一つの分かれ目になります。
私の経験では2〜3日で空腹感は気にならなくなります。
大抵の胃の症状は1週間前後で消えてしまう事が多く、疲労をとるような考え方にはいかないのですが、症状が出た時は、カラダからの訴えだと思っていたわってあげてくださいね。
今回のカラダ予報はいかがでしたか?
新しいタネの発見につながっていったらうれしいです。
タネ屋のマル
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丸山 泰弘
薬剤師、健康・レストランのコンサルタント
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