薬剤師が語る 生活のタネ

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冬至 一陽来復 「陽はまた昇る」

こんにちは
生活のタネをお届けするタネ屋のマルです

今日も私見たっぷりのタネをお届けします。

 

 

クリスマス直前で街はいろんな商品が出ていて、眺めているとつい書いたくなってしまいますね。

 

私はクリスマスもイベントとしては楽しくすごしたいのですが、カラダ的にみると

1週間後の12月22日(土曜日)は冬至が一つのターニングポイントになります。

一年で太陽が一番低くなる日ですからね。

 

 因みに東京の

日の出:    6:47

日の入:  16:31

当たり前ですが夜が非常に長いですね。

 

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冬至」という中国から来た北極星を中心に回転する宇宙観からは「一陽来復

南十字星(サザン・クロス)と太陽を重ねた西洋の宇宙観から「クリスマス」

 

同じ太陽が低くなるタイミング一つとってもいろんな背景があるものですね。

私がハマっていたネイティブアメリカンも南方のマヤ文明も「冬至」のタイミングが現象でわかるように壁の隙間設定されたりしていました。

 

日本では「柚子湯」に入ったり「かぼちゃ」を食べたりする風習がありますね。

太陽の力が弱くなるのと並行して自然の一部であるカラダの生命力は一旦弱まるのを

 

 

日本では古事記の「天の岩戸」の物語が、太陽であるアマテラスが岩戸に隠れて、外でドンチャン騒ぎをして気をひくと岩戸を少し開けて外の様子をうかがったところが、冬至から一陽来復で陽がまた昇るようなイメージとかさなります。

 

 

タイトルにも出ている「一陽来復」ですが、お守りをこの時期買いに行く人も多いかもしれませんね。

出典は「易経」の24番目【地雷復】です。

このブログで暦と合わせて十二消長としてご紹介しているものにも入っていますね。

 

復。亨。出入无疾。朋来无咎。反復其道。七日来復。利有攸往。

「7日にして来復す」とありいろんな解釈があるようで面白いところです。

下の写真で一つの解釈の仕方として印をしてみました(完全な私見)

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これを含めて西洋の宇宙観と照らし合わせると面白いかもしれませんので次の記事で書いてみたいと思います。

 

 

いずれにしてもこの「冬至」は、古代から人類全体が何らかの基準にしてきた時空間のターニングポイントです。 

私達の生活やカラダにも影響しています。

この辺はカラダ予報などでまた書いてみたいと思います。

 

冬至の太陽が一番弱い翌日23日は満月でもあり対照的な関係になっています。

この関係から内側を充実させ一陽来復がごとく新しい一歩となる一年を迎えたいですね。

 


今回のテーマ「冬至」はいかがでしたか?
新しいタネの発見につながっていったらうれしいです。


タネ屋のマル

 

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丸山  泰弘

薬剤師、健康・レストランのコンサルタント

 

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