こんにちは
生活のタネをお届けするタネ屋のマルです
今日も私見たっぷりのタネをお届けします。
昨晩は満月そして大潮のタイミングでした。
そして昨日の記事の通り11月23日は昔から「新嘗祭」であり、天皇陛下が即位する時には「大嘗祭」が行われる日になります。(Wikipediaでも過去の天皇を検索してみると大嘗祭はこのタイミングでになってます)
昨日は日本中の神社で「新嘗祭」が行われていたのではないでしょうか?
私はたまたま茨城県で用事があった為、以前から近所の神社より頻繁に行っている東国三社「鹿島神宮」「息栖神社」「香取神宮」に参拝してきました。
この三社も新嘗祭なのか大変多くの方がいらっしゃいました。
東国三社は日本史の始まりの頃からあったとされています。つまり初代天皇の頃にはあったと言う事ですね。
古事記で言うところの、天孫降臨の際遣わされ下界に降りてきたのが鹿島神宮のタケミカヅチと香取神宮のフツヌシですね。
先日の諏訪とも関係が深く、出雲からタケミナカと力比べをして諏訪に追い込んだのがタケミカヅチですね。その時携えていた十握剣(とつかのつるぎ)で平定したとされています。面白いのがこの剣を守るのが物部氏で石上神社なんですよね。
大化改新(剣)と鎌倉幕府成立(剣→釜)もタケミカヅチが関係していると言われています。
この事からも特に鹿島神宮は「相撲の神」「戦いの神」「武道の神」そして「釜の働き」「地震を司る」など言われてますね。
東国三社参りには昔から「鹿島立ち」という言葉がつきものです。
解釈は各種あるようですが、要は「覚悟を持って自立(旅立つ)する」というところでしょうか。
ここで昨日の「易経」の数遊びで11/23の組み合わせが絶妙ですね。
東国三社参りは「鹿島立ち」という言葉の通り都合のよいお願い事をする場というより「創造的破壊」を発動させる場所になります。
自分ごととして見たとき、仮面や古い価値観が自ずと(ある意味強制的に)「(内に向けた)剣」で切り落とされ真っ新な自分にされた上で、外側には剣を「釜」に変え自らの意思で火と水を釜の働きで新しいものを生み出す覚悟を持って立つ場所といったら大げさでしょうか。
更に地震の神でめあるので、自分自身の寄って立つ柱を揺らがされる強制力とも言えます。
内容の大きい小さいはともかく、変化を伴う前進は具体的な事象は違ってもこのプロセスはどうしても通らないといけないと思います。
パワースポットという概念で向かうには重い感じはしますが、時代の変わり目にある今後の社会はこのプロセスは避けられないかもしれませんので、更に訪れる人は多くなるのではないでしょうか?
カラダから見ても
「内に向ける剣(内観・哲学)」が精神
入ってくるものを「釜(胃)」で別次元に消化(昇華)させる肉体
が2019年のキーワードで、
「ねじれ」を切り落とすのではなく、それを生み出す価値観をしっかり見つめて(剣)対立しているかと思われるモノを別の視点(釜)で新しい価値観へと展開させるために言葉(舌・剣)を使う。
こんな視点で今後の活動に向かっていこうと私自身も参拝してきました。
みなさんも行く機会がある時はこんなタイミングなのかもしれませんね。
写真は鹿島神宮です。
今回のテーマ「鹿島立ち」はいかがでしたか?
新しいタネの発見につながっていったらうれしいです。
タネ屋のマル
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丸山 泰弘
薬剤師、健康・レストランのコンサルタント
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