こんにちは
生活のタネをお届けするタネ屋のマルです
今日も私見たっぷりのタネをお届けします。
台風直撃の直前になりますね。
家の周辺の準備と並行してカラダも整えて備えておきたいですね。
気象庁HPより
今回は「花症状」がこの1週間目立ちますので、
鼻と台風の関係
をみておきます。
台風や低気圧で特に脚がむくむと感じたことはありませんか?
私は一日中立っている事が多いため、靴やソックスがキツイなと感じるようになる事があります。
また、山に登った事がある方は経験があるとおもいますが、お菓子などの袋がパンパンに膨れ上がってしまいますね。
カラダのなかでも、そこまで極端ではありませんが、圧力というのは非常に影響する要素になります。
血管やリンパ管などが微かに膨張してしまうとポンプ機能がわずかに弱まる可能性があります。
三半規管は圧力の影響うけますので、耳はボーっとなりますよね。他の神経も影響うけます。
特に自律神経のバランスが副交感神経側に寄るともいわれてます。良く言えばリラックスですが、活動中の副交感神経の優位は循環が追いつかなくなる可能性もあります。
まだまだハッキリわかっていない点が多いのですが、
今回のテーマの「鼻」にフォーカスしてみると、鼻腔の浮腫みが起きやすい状況です。
特に今月の気象で秋雨前線が上空にある状況と一雨毎の気温低下に伴い鼻が冷気で反応するようになっている方が多いんです。この前までは、屋外と屋内の気温差や部屋の乾燥から咳ばかりでしたが、この1週間で逆転した感があります。
一旦鼻の中で炎症やアレルギー反応が起きると、一年で一番浮腫みやすい現在では、鼻の炎症から充血が増し、副交感神経が更に優位になる夜に鼻詰まりで眠れ無くなります。
更に、起床と同時に交感神経のスイッチが入ると鼻の中の異常を感知し、誤作動的に緊急司令を発動して、突発的にクシャミが多発したり鼻水がダラダラ止まらなくなってしまいます。 こうなると皆さんはどうします?鼻をおもいっきり何度もかんでしまいますよね。
このおもいっきりのハナカミは更に鼻腔の炎症の悪化を引き起こし、更に浮腫んで詰まる。
このような悪循環を経験してしまいます。
少しイメージできましたでしょうか?
チョット鼻が調子悪いと台風で追い討ちをかけるようにこじらせてしまいます。
鼻は耳と繋がっています。
耳も気圧の影響受ける上に鼻が詰まると子供は鼓膜で炎症を起こして中耳炎になりやすくなります。
大人は耳鳴りやめまいの誘発にも繋がります。
特に多いのは頭痛でしょうね。
鼻詰まりがあるとアタマがボーっとしてしまい更に痛みが増したように感じます。
対策としては鼻周りや首回りが冷えないようにすることや、ある程度カラダを動かす事で循環を良くするなどありますが、なかなか難しい場合もありますね。
私が患者さんをいつもみていてこのタイミングで悪化させてしまう人は、早朝の発作に慌てて鼻をおもいっきりかんでしまった人ばかりです。
その時になって慌ててクスリを使っても全く効きません。
鼻のモーニングアタックを2日我慢出来る事は悪化させない大事な条件となります。
上の図はザックですが、朝がとにかく大事です。
また、下のようなアプリで事前に認識しておく事でカラダが準備し始める事もありますので、ただただそうなんだ〜とながめておくのもいいかもしれませんね。
特に関東はこれから月曜日の朝にかけて急激に落ちていきます。明日の日曜日の朝も症状悪化してくる方はいると思います。慌てず30分の我慢です。
頭痛ーるアプリより
頭痛ーる:気圧予報で体調管理 全国700万人の気象病対策アプリ
今回のテーマはいかがでしたか?
新しいタネの発見につながっていったらうれしいです。
タネ屋のマル
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丸山 泰弘
薬剤師、健康・レストランのコンサルタント
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