こんにちは
生活のタネをお届けするタネ屋のマルです
今日も私見たっぷりのタネをお届けします。
台風で久々の気圧低下
本日は「立秋」ですね。
土用抜けて「気」が変わった?というとこじつけですが、東京は昨晩の雨で非常に涼しくなりました。
猛暑が続いた後の雨や曇りは逆にホッとします。
このままリラックスして居られるように、情報だけ理解しておけば台風でも、カラダの反応は最小限にしておけますので、天気予報ではなくカラダの予報として、そんなこともあるのね〜と思って頂ければ十分です。
先ずは関東直撃ですので気圧低下は避けられないですね。しばらく気圧の変動が無かったので、神経は反応しやすいかもしれません。この辺はいつも書いている、めまい・耳鳴り・頭痛・関節痛などの症状が顕著かもしれません。
しかし、当初の予報よりゆっくり進んでいるからか、気圧の谷は今晩から明日一日中かけて下がり続けるというなだらかな傾斜です。
インパクトは弱いですが、持病がある方には長い時間の負担になりそうです。
皮膚症状に注意
今回、一番気になるのが皮膚症状です。
猛暑続きで温度差や汗や乾燥などの影響で、皮膚のバリアバランスが崩れてきている方が多いです。
アセモが一番顕著です。
しかし、バリアバランスが崩れて皮膚が過敏になりかけてるいる今、台風の気圧低下と湿度の上昇は肌が対応仕切れない場合があり、突発性蕁麻疹のように原因かわからないけど急に痒くなったり赤くなったりする可能性があります。
内臓が疲れていると更に追い討ちをかけます。
チョット心当たりがある方は、気圧が戻るまでナマモノ(特にエビ・カニ・青魚など)控えて、せめて加熱したものにして下さい。
また、一番大事なのが保湿です。
関節部や首から胸辺り、腰回りの服の締め付けがある場所、他にも服やアクセサリーで皮膚と擦れてしまう場所は蕁麻疹だけでなく、湿度がカラダニキビの引き金になります。
簡単なローションでもいいので、せめて入浴後に塗って下さい。
また、入浴で体を念入りにに洗い過ぎず汗を流す程度のケアがこの時期はおススメです。
ただでさえ皮膚トラブルが多いこの時期は皮膚科は何処も非常に混んでいます。
咳など粘膜の過敏
皮膚の延長で、内側の皮膚と言える、粘膜も心配な要素です。
今、夜間のエアコンによる喉・鼻の症状が多発してます。特に咳です。エアコンを止めるわけにもいかず、百日咳のようになってきている方も非常に多いです。
キッカケは温度差による神経過敏と乾燥によるバリア低下だと考えられます。
症状まで出ていなくてもこの手前まで行っている方は粘膜の免疫力が非常に落ちています。
この状態で台風が近くを通過するとウィルス感染のリスクが非常に高くなります。
こういう時、消毒をしたくなってしまう方が多いのですが、イソジンのようなものは必要最低限にしなくては返って粘膜をいためてしまいます。
うがいは通常、水又は塩水にして、人混みに入った後などだけに消毒で十分です。
湿度は上がってきますが、エアコンや扇風機の風で粘膜は乾燥します。
マスクは厳しいので、乾燥しそうな時はのど飴なども有効かもしれません。
過去の経験よりも大事なこと
最近、台風含めて、過去の経験や記憶だけでは対処出来ない事象が多くなっています。
たまたまではなく、地球全体の問題ですので急に無くなる事は考えずらいですね。
今回の台風も予報が大きく変更したりしてました。
心配し過ぎもストレスになりますが、
今までそんな事無かったからというと思い込みが通用しない事が多いです。
こういう時こそ経験以上にカラダの声が助けてくれます。
自分の想いは大事ですが、変化に合わせて内を変化させるのも大事な時期です。
周りの準備よりも、自分の内面の声を聴ける状況をつくっておくのが先決ですね。
今回のカラダ予報はいかがでしたか?
新しいタネの発見につながっていったらうれしいです。
タネ屋のマル
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丸山 泰弘
薬剤師、健康・レストランのコンサルタント
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