こんにちは
生活のタネをお届けするタネ屋のマルです
今日も私見たっぷりのタネをお届けします。
星祭
明日は7月7日です。
七夕(棚機)になりますね。
織姫と彦星が年に一度再開できる物語で認識しているのではないでしょうか?
星に願いを!ですね。
織姫の星は琴座α星のベガで
彦星がわし座α星のアルタイル
この二つとはくちょう座のデネブを合わせると夏の大三角形と言われてこれからの夏の夜空に輝いています。
面白い事に、この3つは過去又は未来に北極星である星となります。
中国では
織姫は織女星(しょくじょせい)
彦星が牽牛星(けんぎゅうせい)と呼ばれ
伝説があり日本に伝わったと言われてます。
日本では
棚機津女(たなばたつめ)信仰があり、中国のものと習合され現在の七夕になったようですね。
因みに本来は旧暦ですので、
旧暦の七月七日は2018年では8月17日(金曜日)の6週間後にあたります。
織姫とはは誰だ?
「7」という数字は現実を確定する「8」の一つ手前で西洋では「7」が東洋では「8」が幸運を表すとされてますね。
七夕は星に願いをかけます。
この星と私達の連動によって次なる現実を生み出すと考えたら、数字も7→8と想いが現実化するとも解釈できます。
また、織姫から私なりに考えてみると、
古事記では、アマテラスの機屋(はたや、機織部屋)スサノオが壊し・汚し、更には栄田(えいでん、田んぼ)の阿(あ、畔)を壊したとあります。
また近年、瀬織津姫とアマテラスの関係が騒がれていますね。
更に日本の織姫の原型である棚機津女のイメージを考えると、
日本では天の神としての星々(特に太陽)と大地のグレートマザーなどの存在が習合して抽象的な存在として残っているのでは?などと想像したりしています。
余談ですが
このブログの田音(タネ)はアマテラスのハタオリのかのごとく、
天(星)のコトワリ(情報)と地のコトワリ(情報)の力と私たち人間が手を加えることで田を営み、稲が自然の見えない情報が結実していくように、
宇宙や大地の情報を読み取りながら私たちのライフスタイルやカラダの種を収穫するお手伝いが出来たら・・・という願いを込めて作った名前です。
私の解釈はともかく、織姫は私たち日本人の歴史の中で深く刻まれてきた姫です。
星々からは私たちが感じる以上にカラダも自然も大きな影響を受けています。
星に願いをかけながらも自分の生活もリンクさせていくのもこの機に見直してみるのもいいですね。
単純に田舎で暮らすという意味ではなく、宇宙のサイクル(主に太陽)であったり潮の満ち引きであったり、気象などを体感しながら生活していくことでもいいと思います。
[追加分]
西洋でもこの2つの星の物語があります。
ギリシャ神話な「オルペウスの竪琴」
星座の名前の由来はこちらの方から来てますね。
アポローンの子オルペウスは、妻が毒ヘビに噛まれて死んでしまうが、恋しくて、冥界にアポローンから授かった竪琴を弾きながら妻を探しに行ったのですが、後ろに振り向いてしまった為、妻に会えなくなってしまうストーリーです。
なんだか古事記のイザナギとイザナミのストーリーのままなんですよね〜
アポローンは日本で言えば創造神に近い存在で、与えられた竪琴で音を鳴らして前に進み音を現実化していきます、しかし振り返るとあの世に吸収されるという意味でみると、
星に願いをかけて、コトワリを信じて前に進む事で願いを現実化して行くというのは世界共通なのでしょうか。
ただ、現実化するには琴の音が反応してこの世という空間に着地しなくてはなりませんので、波紋が広がるように薄まるまでの時間が必要です。
それを次の一年後として前に進むと考えたら素晴らしいタイミングかもしれませんね。
皆さんも想いを前に鳴らしていくキッカケに如何でしょうか?
私は、「皆さんの今後のライフスタイルとカラダを織り成す生活のタネをお届けする!」という想いと共に
今回のテーマ「織姫」はいかがでしたか?
新しいタネの発見につながっていったらうれしいです。
タネ屋のマル
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丸山 泰弘
薬剤師、健康・レストランのコンサルタント
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