薬剤師が語る 生活のタネ

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立夏にて 今年の夏を想う

こんにちは
生活のタネをお届けするタネ屋のマルです

今日も私見たっぷりのタネをお届けします。



 本日は立夏

 

今日から旧暦では「夏」になります。

 

季節の始まりとして「立春」「立夏」「立秋」「立冬」とあり、毎年意識はして過ごして参りましたが、

殆どのそのタイミングでは、まだその季節は気配のような程度で感じていて1ヶ月ぐらい体感はズレている感覚が強かったと思います。

今年の「立春」はこのブログをスタートした頃ですが、まだまだ真冬のような寒さが続く中でしたのでやはり体感は冬でしたね。

 

で、今回の「立夏」です。

今までと打って変わって、もうとっくに夏とも感じていませんか?

湿度の高い日もあり、少なくても2週間ほど前ぐらいから夏日がありましたね。

昼間はTシャツ姿の方を多く見かけます。

 

この調子ですと今年の夏は猛暑なんでしょうか?

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今朝の天気図と衛星図と地上の気温と海水温を見てみた感じでは、

先日の 

初鰹と海 季節変化の揺らぎから日本を知る - 薬剤師が語る 生活のタネ

 で書いた気象庁の予報でも海水温は高めで、気温も例年より高い可能性があるようです。

 

気象

ここで、海水温が高めというのが、先日の海産物の旬の時期が少しズレてくる事と、気象が先行するだけではなく、昨年同様荒れるのが何となく想像されますね。

そうすると冬同様野菜など陸地の旬や収穫にも大きな影響が出そうですね。

露地栽培でも今までのハウス栽培と近い時期になってしまいそうな植物もありそうですね。

 

またもう少し広く考えると、今年になってから近年の活発さに拍車をかけたような、マグマ活動の活発化ですね。日本でもすでに数回の噴火もあり、海外ではレユニオン島の噴火、バヌアツの噴火、インドネシア噴火、そして昨日はハワイのキラウエア火山も。

キラウエアを始めハワイ島のパワースポットをだいぶ前に2回程巡っていたのでまたいつかは噴火するのかもとのイメージはありましたが、世界中でタイミングを合わせたかのような噴火や地震があって、なんだか水面下や地下が騒がしく発熱しているかのようですね。

 

カラダとの相似

個人的な感覚ですが、地球の反応は、人間のカラダ特に「脳神経」に非常によく似ているという印象が強いです。

今回のように発熱する時は何か震えながら体温を上げてカラダの免疫にスイッチをonして何らかの浄化と脳神経の解毒をして抜けた後スッキリしようとでもしているのだろうか?とでも感じるこの頃です。この辺は勝手な想像でどうする?という事もありませんが、

足元が揺らいで水面下に活動的な熱が発生している姿は、社会の政治や組織などの単位やシステムが揺らいでいるかの様にも目に映ります。そういう意味では解毒かの様な社会の現象は広く認知されるものから個人的なものまで色々ありそうですね。

自然を相手にする農作物や魚介などの産業も今までのシステムを単に継続するのでは無い新しい視点が求められたり、組織のあり方の価値観も変わっていく時期とも言えるかもしれないですね。

 

陰陽五行(旧暦)

今年は旧暦的(陰陽五行)に言うと十干十二支で戊戌(ぼじゅつ)でどちらも「」の象徴で、山・火山・地震などの象徴やシステムという観点もあります。こう考えると、今年は相撲で土俵と組織システムが揺れることから始まり、リアルの地盤も揺れ動きましたね。

また、「土」には育てるというキーワードと腐らせるという側面があります。例えるなら母親の子供への愛情の一方で過保護で腐ってしまう両方の側面があります。

カラダでは「」と「脾臓」で固形物を消化して液化して栄養にする一方で、不要物も消化・解毒して排泄していく役割の象徴でもあります。

 この延長からみると

白根山や相撲の関係から私個人は石川県の白山高句麗姫)や朝鮮半島と中国が重なる白頭山高句麗)が気になっていましたが、根(大地)から頭へのルートと朝鮮半島の現状が繋がっていたのか、これからまだまだ動きがありそうですのでしっかり観察していきたいところです。

 

 

これらの象徴的視点と、これから夏に入り「」というエネルギーが入ってくると、医療でも食や自然環境でも微生物の発酵・成長の一方でカビや腐敗や感染が症状でも出やすい時期に入ってきます。カラダ予報でもお伝えしていきますが、この現象は今年目立つのではないかと感じてますのでこまめにお伝えして参ります。

 

アーユルヴェーダや私が10代のころハマり切っていたネイティブアメリカンの世界でも同じような思想があったのと、易経などからも腐敗してくことからのヒントもあります、大地や熱と腐敗的な要素が神話の法則的な部分もリンクしていきますのでこれを皮切りに今回出てきたキーワードのいくつかをカラダ・食・自然界・社会などいろんな角度で眺めて参りたいと思います。

 

夏の初めに活発にふつふつと湧き始めた私の頭の中の揺らぎからのお伝えでした。

かなり話は飛躍していましたが、先行した季節感と社会の動きを連動して観察してみました。

 


今回のテーマ「立夏にて 今年の夏を想う」はいかがでしたか?
新しいタネの発見につながっていったらうれしいです。


タネ屋のマル

 

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丸山  泰弘

薬剤師、健康・レストランのコンサルタント

 

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