薬剤師が語る 生活のタネ

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カラダ予報 《気圧と喘息》

こんにちは
生活のタネをお届けするタネ屋のマルです

今日も私見たっぷりのタネをお届けします。


〜今回は「カラダ予報《気圧と喘息》」です〜

 

今年は気候が落ち着かない春ですね。

昨日は関東は気圧が一日かけて上昇していました。

私は体調が崩れる事はないのですが、なんとなくフワッとした体感があったので携帯アプリの「頭痛ーる」頭痛ーる:気圧予報で体調管理 全国700万人の気象病対策アプリを確認したところ、気圧が上がっていたからなんだ!と納得。

 

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そして今日4月14日(土曜日)は一日中気圧が下降し続けて後半は前線通過に伴い雨が降ります。

気圧の下降につきましては最近の「カラダ予報」で毎回取り上げて参りましたが、今回はこの2週間目立つようになってきた「喘息」について書いてみます。

まだ学術的に明確なものは無いのですが、現場を見ていて感じる事をベースに私の視点から眺めてみます。

 

気圧と喘息発作は関連しているのか?

まず喘息については、大まかに慢性疾患としてよく言う「喘息もち」というタイプと風邪などの延長から喘息症状を発症する二つのケースがあります。ただ、最近はアレルギー傾向のある子供は抗アレルギー薬を通年で処方されるケースが多いので、実際はなんの病気かはっきりわからないで、とにかく症状を出さない様にしておきましょう!という流れなのでこちらも説明が難しい現状

なっています。

一般的には慢性で持病としての喘息が皆さんの喘息の概念だと思います。

また年齢で発作の発生しやすさが違い大人はあまり症状を発症しないです。

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 しかし、近年、大人の喘息症状の増加や、喘息患者(持病としての)が増えているというのです。

東京の車の排気工場の汚染は一昔前とは比べものにならないくらい減っているのに、喘息は減るどころか公害でない喘息が増えてしまっている様なんです。

 

これに今回の気圧も関連してくるのですが、

その前に気圧変動が症状の引き金になってしまうカラダになる背景が関係していると思われます。

それがライフスタイルなんです。

どんなライフスタイルかというと過去も今も大抵の人が追い求めていく

快適性、利便性、安定性、安全性

が関係するもので、都市型の生活(マンションでアーバンライフとよく書いてますね)とかネットを背景に現代的とか未来型という感じと、交通の利便性買い物の配達型への移行が関連していると思われます。以前は都市型の特徴でしたが最近は、インフラやネットの発達から都市型とは言えないですね。

ここでは表現が難しいので全部含めて一旦「都市型ライフスタイル」とさせてください。

 

この都市型ライフスタイルはあこがれでもありますし、非常に便利なもので、私もそうですが一度取り入れてしまうと手放すのには非常に勇気がいるものです。

 

しかし、このライフスタイルは、カラダの声が聞こえなくなりやすいのです。

よりリラックスした生活になったのにどうして?と思うでしょう。

このリラックスというイメージは本当にカラダが求めているものかが問題なんです。

この都市型生活は複雑な要素が絡み合っているので一言で表現不可能ですので、近日中にまとめようと思いますが、ここではカラダで起きる意外な不均衡の現象を挙げると

体内時計の調整困難

自律神経の副交感神経側にセットポイントがズレる

免疫のバランスが偏る

ホルモンのリズムが平坦なる

五感が鈍る

などいろんな点がありますが、実際は殆ど感じることはありません。

非常に簡単に言うと、メリハリのないライフスタイルになり、カラダもメリハリを作らなくなってしまいます。

 

この結果、今までお伝えしてきた様な外部の微細な環境変化にカラダが必死に反応しないと追いつかない感じになってしまいます。

運動不足の方がいきなりダッシュするようなイメージといえば伝わりやすいでしょうか?

 

チョット飛躍してしまいますが、アレルギーや炎症が増加してしまう背景にはこのような事が関連してます。

 

そこで気圧変化です。

先日の三半規管の影響やリンパ液の流れ、そして神経のバランスを微妙に調整して気圧に対応してます。

厳密な理論はわかってませんが、喘息の起きやすい時期は気温差が発生しやすいタイミングが多いのでこね2週間程の陽気から通常に戻ったりという5度以上の変化と気圧などがカラダの微調整には悲鳴をあげるような状況なのです。皆さんに気付かれないように頑張ってますが限界はありそうですね。

 

この数年のアウトドアやトレイルランの流行りやそれに並行してのファッションのスポーツ感やアウトドアスタイルが目立つのは世界中ね人々の深層意識の中からのメリハリのある生活へ移行して欲しい!というメッセージをキャッチしているのでは?なんて勝手な想像を膨らませてます。

 

とはいっても、持病持ちの方は深刻な問題てす。

今回は、そんな方用に下記の二つのサイトをご紹介します。

持病持ちで無い方にもカラダねメッセージをキャッチするのに天気予報と気圧情報の他に眺めてみるのも面白いものです。

意外に面白いので是非のぞいてみて下さい。

 

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☝️健康 天気予報 バイオウェザーサービス

 

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☝️ぜんそく天気予報 |チェンジ喘息!なるほど ぜんそく.com

 


今回の「カラダ予報」はいかがでしたか?
新しいタネの発見につながっていったらうれしいです。


タネ屋のマル
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執筆:丸山  泰弘

薬剤師、健康・飲食のコンサルタント

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