こんにちは
生活のタネをお届けするタネ屋のマルです
薬剤師と健康やレストランのコンサルタントしてます。
今日も私見たっぷりのタネをお届けします。
〜今回のテーマは「旧暦」です〜
万物がけがれなく清らかで生き生きしているという意味です。
「清浄明潔」という言葉からきているようです。
「万物発して清浄明潔なれば、此芽は何の草としれるなり」という感じです。
今年は急に夏日などやってきて、体感だけだと季節感が分からなくなって来てしまいますよね。
こんな時二十四節気は意外に役に立つように感じます。
二十四節気は中国の黄河流域で2000年以上前にできたものですので、日本との気候や動植物の違いが若干あるのと観測方法で正確な日程は誤差が出るので現在の中心的暦とするには困難な点が多々ありますが、冬至を基点に黄道を24分割していますので季節感の時期の節目としては使い勝手が良いのではないでしょうか?
二十四節気はおおまかには、日本の実際の気候より若干早めの動きをします。
その為、私達が利用する場合は、季節の兆しをキャッチするためのサインの一つとして位置付けると非常に豊かな時間がゆっくり流れていく様にも感じます。
昔の日本人の様に花鳥風月を愛でていくのは特に仕事や家事に追われてしまいがちな私たちには遠いものになりつつありますが、この季節感を感じながら自分の身体感覚も時間をゆっくりにする事でカラダの声がより聴きやすいものになってきます。
ここ数年の異常気象もあり感覚も混乱しがちな日常の中に二十四節気のようなアプリケーションが組み込まれることでライフスタイルに流れる時間がゆったりとしたものになり穏やかに五感を使っていけます。
この効果はいつも以上に神経を使うようにも感じますが、豊かなゆったりとした時間の流れの中においては神経の過敏さはかえって抜けて、より自分の本質へ向かう調整力が戻ってきます。
私も10年前は暦としてもいろんな可能性を探って見ましたが、暦に囚われることより、五感で花鳥風月を愛でる時間が取り戻せて体調も勝手に良くなるといった実感が一番強かったので、毎日ではなくて良いのでこの約15日ほどの変化をたまに気にしてみると外に出かけるのが楽しくなりますよ。
暦としてではなく、生活のタネの一つとして豊かなライフスタイルをデザインしていきましょう。
今回のテーマ「清明 」はいかがでしたか?
新しいタネの発見につながっていったらうれしいです。
タネ屋のマル
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