薬剤師が語る 生活のタネ

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カラダ予報 《腹痛と急性胃腸炎》

こんにちは
生活のタネをお届けするタネ屋のマルです
薬剤師と健康やレストランのコンサルタントしてます。


今日も私見たっぷりのタネをお届けします。


〜今回は「カラダ予報」です〜

 

本日二回目です。

胃腸の症状が徐々に増えてまいりましたので再度カラダ予報致します。

 

訴えている症状は胃痛と急性胃腸炎による吐き気や下痢が多いですね。 

 

環境的に考えると、3月〜4月にかけて職場が変わったり、仕事内容が変わったりで無意識にプレッシャーや緊張感を抱えている可能性があります。また、自分自身は変化がなくても、家族や職場の仲間の変化により気づかないうちにストレスを抱えてしまうパターンもありますね。何も無くても、最近の気象現象や気温の変化はカラダには非常にこたえます。

 

こうなると脳神経の疲れに伴い睡眠不足がでます。これだけでも微細な調整が追いつかない上に、胃腸に大きなダメージがあります。動きが鈍ってしまい消化能力が低下します。胃もたれとして感じる人もいるかもしれません。この時点で痛い方もいます。

この胃の動きの低下からカラダは消化をしなくては!と補完的に胃液を大量に噴出させて消化をサポートしようとしてしまうのです。

これが日常的に続くと自分で自分を壊してしまい、先ずは胃壁へのダメージが出て炎症がスタートしてしまいます。こうなるとだいたい痛みの様な症状はでてしまいますね。

この時点で病院に受診すると、2週間胃酸のブレーキをかけて一時的なものか様子見ましょうといわれます。

 

反応が出ない場合、外敵の侵入の確率がアップしてしまいます。通常胃の動きですり鉢のように食べ物を消化しているものが、胃液に浮かべて混ぜるだけのようになります。大げさな例えですが、食べ物の中身が胃でうまく分解出来なさそうなのはわかりますね。この隙間をかいくぐられてウィルスが入り混んでしまうとカラダが緊急対応する事になります。

 

 

東洋医学の陰陽五行で考えても分かりやすいかもしれません。

春は肝臓が活発になります。更に先日までの極端な陽気は肝臓が強くなり、最初はのぼせやめまいま耳鳴りの気が登ったような症状がでますが、これが続くと木剋土の関係で木である肝臓が土である胃を剋するカタチになります。要はダメージを与えたり弱めてしまう相互作用なやなってしまいます。そうすると前の説明通り胃の動きが弱ります。

 

 

違和感が出てから緊急対応は大変ですので、まずは週末や夜はゆーっくり休んで、食事はお肉などの大きめね塊ではなく、ポタージュのようによく砕かれ柔らかなものなどにしてみるのもいいです。

 

今月後半はまた変化が起きて疲れが抜けにくい時期に入りますので、今は出来る限りゆっくり過ごして下さいね。


今回の「カラダ予報」はいかがでしたか?
新しいタネの発見につながっていったらうれしいです。


タネ屋のマル


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