こんにちは
生活のタネをお届けするタネ屋のマルです
薬剤師と健康やレストランのコンサルタントしてます。
今日も私見たっぷりのタネをお届けします。
〜今回は「カラダ予報」です〜
昨日まで暑いな〜というくらいの気温でしたが、昨晩辺りから若干冷えてきましたね。
昨日までの春の陽気のせいか今週はめまいの患者さん目立ちました。じんましんの様な方もチラホラ、これも原因か同じように感じます。
「春の陽気」というとカラダにのぼせやめまいという症状が出やすいのは古代から変わらないようです。
春は草など植物が地中から芽を出し風に吹かれてなびくのが特徴ですね。地中の虫たちも起きて外に出て活動し始めます。
私の体感ではサクラのタイミングが非常によく重なっているように思います。
先日サクラを見ながら歩いていてツクシとタンポポも顔を出していました。これらもタイミングは重なりますね。
陰陽五行では、春は「肝」(肝臓と思って下さい)にあたり、現代医学と同じように血を巡らせる働きですね。また寒さから解凍され収まらない陽気や血が植物が芽を出すかのように上昇してアタマにのぼっていきます。これが体感として春ののぼせやめまいになると言います。
肝はストレスが溜まると胃腸など不安定にします。なのでこの時はストレスを溜めない様に植物や虫たちのように発散しましょうといいますね。
また、味は酸味や苦味で感じのバランスをとりましょうと、旬のフキノトウや木の芽や山菜で苦味を、こちらも旬のワカメやキャベツを使った酢の物で酸味を頂いたりしますね。
肝臓と蕁麻疹は連動する関係なのでこちらも影響してそうですね。
アーユルヴェーダでも似たような表現が多く、ヴァータという「空」「気」の性質が強くのぼせやめまいが出やすく、腸の機能と連動しているため、ストレスは溜めずに動きながら発散していきましょうとアドバイスします。
アーユルヴェーダではこの時はカラダがデトックスモードに入るため頭部のデトックスをする為。花粉症をはじめ鼻から出していくと考えています。鼻は脳の扉という概念ですので鼻をよく洗うことがで改善するとされています。確かに先日の鼻洗浄はビジュアルも体感も鮮烈的でした。
背景が違う関係でそれぞれ別な表現をしますが、捕らえている現象は一緒ですね。
現代的に言えば、春先の天候の急変で気温・気圧降下の後に気圧上昇と気温上昇を迎え陽気が先走りの様に進んでしまった事に対応しきれなかったカラダがセンサーである三半規管と神経の連絡が上手くいかなくなった状態が陽気のめまいですね。
また、変化によりストレスなどから回復力の低下や抵抗力の低下から胃腸の機能の低下と頭のフワフワ感は出やすくなりますね。
この週末は疲れている方はカラダをゆっくり休めて、少しゆとりがある方は花見がてら外にでてカラダを動かしながら発散していけるとカラダは春にモードに追いついてくるようになりますよ。
食べ物も春らしい見た目と味を是非口にして下さいね。
単純なの事ですが、単純さが答えでもありそうです。
今回の「カラダ予報」はいかがでしたか?
新しいタネの発見につながっていったらうれしいです。
タネ屋のマル
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