こんにちは
生活のタネをお届けするタネ屋のマルです
薬剤師と健康やレストランのコンサルタントしてます。
今日も私見たっぷりのタネをお届けします。
〜今回は「花粉症と下痢」です〜
花粉症も本格的なシーズンに入りましたね。
目の痒みと鼻水・鼻詰まりで慌てて受診しているかたが増えている様に見受けます。
この数日は、天候も気圧も気温も激しく上下してカラダにとっては一年で最も過酷とも言えるタイミングですので、何もしていなくても免疫機能や自律神経は毎日揺さぶられつづげヘトヘトのところに花粉がやってきたらカラダも大変!
カラダはボディーブローに耐えながらもフラフラ状態なのかもしれません。いたわらないと。。。
ここで最近くる患者さんお話で、軽い下痢の様な症状を併発してくるかたもいます。
発熱や頭痛や喉発赤がなければ、花粉かもね。という話になります。
この状態で検査することはまずない為、厳密にははっきりしません。医学的にも可能性はあるし、それらしき症状と考えられるという推測止まりです。
少し前は胃腸炎を始め胃腸機能の低下から起きる症状が続いてからの下痢ですのでわかりずらいところです。
もちろん腸にアレルギー物質があったら反応する可能性はあります。
また腸は自律神経のバランスや免疫機能の現場の中枢機能でもあることから、なんらかのバランスを失った状態では過度な反応は考えられます。
ただ、鼻や目の前に、お腹から症状がスタートすることは考えにくい為その場合は別の原因を疑って下さい。
どちらにしても花粉で1〜2週間もお腹の調子が優れないのは、なにをするにも力が入らないので困りますね。なので考えられる対策を羅列してみますので、それらしき方は参考に
◎先ずはマスクする。鼻から入った花粉が、以前書いた後鼻漏などによって喉に降りて胃に向かっていきます。先ずマスクでそもそもの花粉を減らすのが一番。
◎上の後鼻漏がある為、花粉で酷くなった鼻を強く飲み込まない。
◎喉の痒みが出てきたら鼻が胃に落ちていく前触れです。水うがいも少しいいです。(消毒のうがいは喉が荒れる可能性がありますので注意)
◎症状がまともに出てからの対処は難しいので、こういう時はドラッグストアや自宅にある整腸剤を検討して見て下さい。(下痢止めは、万が一胃腸炎だった場合回復が遅くなってしまう可能性があるので第1選択にはしない方がいいです)
◎胃腸が疲れている感じがする方は、冷たい飲み物のがぶ飲みは避けて、できるだけ暖かい飲み物や食べ物を選んで見て下さい。食事内容も、可能であれば肉は控えめにして、火の通った食材で、スープやお味噌汁の様な軽めの食事を数回又は食事回数を減らして8時間以上食べない時間を空けるのも胃腸が元に戻りやすいです。(生物は胃腸が弱っていると食当たりの可能性が出ます。)
◎アレルギー反応の可能性が疑われる場合は、いわゆるアレルギー食品は症状を誘発する可能性がありますので控えめがいいです。腸などに傷があると間違えて攻撃を開始して別のアレルギーのスタートになってしまいます。(判断は難しいですが・・・)このようなときは、カニ・エビなどの甲殻類やサバなど青魚が症状をさらに強く出してしまうケースがあるので可能なら数日控えて見て下さい。
◎下痢気味の時は、香辛料や油は腸にムチを撃つ様で刺激になってしまいますので控えめに、そして味は薄めがいいです。
ベストなアドバイスとは言いがたいのですが使えそうなところはアレンジして使って下さいね。
今回の「花粉症と下痢」はいかがでしたか?
新しいタネの発見につながっていったらうれしいです。
タネ屋のマル
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