薬剤師が語る 生活のタネ

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雛祭りに込められた想い

こんにちは
生活のタネをお届けするタネ屋のマルです
薬剤師と健康やレストランのコンサルタントしてます。


今日も私見たっぷりのタネをお届けします。


〜今回のテーマは「雛祭り」です〜

 

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今週末は雛祭りになりますね。

もともとは旧暦の上巳なので上巳の節句・桃の節句などいろんな名称で呼ばれていますね。

 

いろんな説がありますが、

もともとは中国で、この日に水辺で禊(みそぎ)をして、身を清めて邪気を祓う「上巳」という習慣があったようで、

日本に入ってきて、平安時代に紙の雛を川に流すことで、邪気を払ったり、厄除けにする流し雛から、徐々にスタイルが変わってきたようですね。

簡単に言えば、季節の変わり目に穢れを祓い、女の子の成長を願う習慣です。

 

一方、吉野裕子はこの説に疑問を投げかけ、本来罪の意識などはなく「ひな人形は蛇の脱皮を擬したもの」としてと説いています。

 それで巳月にとなるのでしょうか? 

 

どちらにしても、現代的に解釈し直すと、自らの殻を脱し、次なる段階への成長の願いを表すものになりますね。

 

というわけで、強引ですが

トランジスタスの変化性のヘビからの続きになります。

 

女性の成長や脱皮と考えたとき、

昔の女性は今以上に男性社会で自分の思い通りにはならず、環境の変化を強いられる事が多かったと思います。

水辺のヘビ(巳)になぞらえてしなやかに環境を受け入れながら変化してすくすくと成長していく事と後には子沢山であってほしいと願ったのでは?

と私は感じます。

 

古代はヘビといえば女性とも関係する神話に沢山出てきますね。

また、トランジスタの話題と重なりますが、ウロボロスの概念が日本や中国をはじめ世界中に神話あります。ヘビをはじめとした爬虫類である場合もあります。昔のアミニズムではありますが、ヘビ・水・女性はよく重なり、ヘビを祀る事で循環して子孫繁栄と女性の成長を願う事もあったのでしょう。

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私の職種は女性が中心に活躍するもので、女性が主役になっています。しかし世の中はまだまだ男尊女卑は依然として残っています。

私の個人的な見解としては、女性がイキイキと働いている場所が一番循環する新鮮な環境を生み出していると思っています。女性は変化を上手く循環させて水のように透明性を作り出す主役です。生命循環の主人ですね。男はパートナーなんですよね。

 

雛飾り古事記のアマテラスとスサノオのウケヒを表したものです。上段は勿論アマテラスとスサノオになります。日本の文化体系はアマテラスが中心で柱になります。やはり女性が中心となりながら社会システムが回るのはどうなんでしょうかね?

 

雛祭りを通して、そんな女性の素晴らしさを再発見するのはいかがでしょうか?


今回のテーマ「雛祭り」はいかがでしたか?
新しいタネの発見につながっていったらうれしいです。


タネ屋のマル


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