薬剤師が語る 生活のタネ

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生活習慣病は思考癖から

こんにちは
生活のタネをお届けするタネ屋のマルです
薬剤師と健康やレストランのコンサルタントしてます。


今日も私見たっぷりのタネをお届けします。


〜今回のテーマは「生活習慣病の思考癖」です〜

 

今日は私の日頃の患者さんの観察のなかで、この病気の方は皆さんほぼ同じ行動パターンがあるので、ご紹介します。

これはその方々の評価ではなく、生活習慣病は名前の通り自分が生み出しているという事を知って頂けると、そもそもの生活習慣を生み出すライフスタイルにおいて新しい選択ができるかと思い、参考に書きます。

 

今日のテーマの病気は「糖尿病」です。

 

痛くも痒くもなく日常困る事が少ない為自分で見つけるのは難しいですね。因みに先天性の糖尿病は今回のテーマとは違います。

 

まず、皆さんの非常に面白い癖は

お渡しする際に、糖尿病用の薬をお見せするのですが、ほぼ100%薬から目を背けて違うところをただ眺めています。

20年見てきて相当な数の糖尿病の方を見てきましたが最初から直視していた方は見た事がありません。

更に糖尿病の事に関してだけは話したがらない。

しかし、話題が変わるとものすごくよく喋る方ばかり。その話題はその方ではなく他の人の事や自分の外の関係ない話題です。

例えが良いかわかりませんが、営業マンタイプの方です。自分ではない相手や間にある物などの話題では非常にジョウゼツになります。

 

何となくイメージして頂けましたでしょうか?

相手や周りの人や物事には非常に気配り心遣いができるのですが、自分自身の事になると無意識に棚に上げてしまったり直視を避けてしまうようですね。

 

糖尿病には生活が乱れてもいないし、暴飲暴食もしないし、甘いものもあまり食べないかたも多々いらっしゃるのですが、行動の傾向は皆さん同じですね。

 

よく言えば、誰かの為や何かの役に立つとなれば、自分を犠牲にしても!という精神の持ち主とも言えますが、悪く言うと自分には甘く、自分の問題には向き合えない方々とも言えます。

 

こういう視点から見てみると、糖尿病を招いているのは食べ物や行動ではなく、それを選んでしまう思考癖が裏に隠れているように見えませんか?

 

先か後かは一瞬しか見れない私達に判断は出来ませんが、病気の種類によって行動パターンなど傾向が似通っているものが非常に多いと感じています。

 

因みに、糖尿病専門医で日常まで切り込んでしっかり指導している先生の患者さんは、薬をちゃんと見れるように変わりますし、自ら病気の事を話してきて、毎月のように改善が見えてきます。

向き合う事で自然と答えが見えてくるとも考えられますね。

 

何をやるか?やいいテクニックは?と外に答えを求めるのでは解決しない問題なのかもしれないですね。

 

私自身も自分を直視するのを避けがちですが、やはり大事な事なんだな〜と改めて感じる日々です。

私も人の世話ばかりでなく自分ねメンテナンスも必要という事ですね。

 


今回のテーマ「生活習慣病の思考癖」はいかがでしたか?
新しいタネの発見につながっていったらうれしいです。


タネ屋のマル


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