こんにちは
生活のタネをお届けするタネ屋のマルです
薬剤師と健康やレストランのコンサルタントしてます。
今日も私見たっぷりのタネをお届けします。
〜今回のテーマは「継続と飽き」です〜
非常に飽きっぽい性格の方は周りに居ませんか?
一方、飽きないでよく続けられるなーと感心してしまう方もいるでしょう。
因みに私は飽きっぽいと自覚してます。
飽きる事と続ける事は、逆に感じますが、セットになっているものなんです。
これにはいろんな要素が関係していますが、一番は脳の為せる技ともいうのでしょうか。
動物と人間でくらべると、主に猿でみると、DNAも脳の作り自体もそこまで違うようには見えませんが、この飽きる性質は人間の記憶力の大きさだと思われます。記憶には長期記憶と短期記憶があると言われていますが、人間は短期記憶が優れていると言われます。
記憶が出来て、現在の目の前の出来事と過去の出来事を照らし合わせてしまうと、未来が予想出来ます。体験しなくてもわかってしまう。これが飽きる現象を生み出していると考えられますね。言語やコミュニケーションもこれらの積み重ねがあるのではないでしょうか?
では飽きる事と続ける事の裏腹な関係は、 私達の生活にの中では、
食べる事から考えてみるとわかりやすいですね。
みなさんも普段から色々なものを食べている方が多いのではないでしょうか?
時には感動する美味しさに出会うこともありますよね。
でも何回も連続して食べる事になってしまったら、いくら美味しいとは言えどもやっぱり飽きていませんか?
私の場合ですと、感動したものほど連続すると飽きやすいです。
だからいろんな調味料を変化させてみたり、形を変えてみたり、食感を変化させてみたりしますね。
一方で、お袋の味に代表される様に、食べ慣れていて安心してホッとする飽きないものもありますね。それでも毎食同じは飽きちゃうので朝は毎日同じという程度でしょうね。
生活全般見渡してみたり、学習や仕事に視野を広げてみても似たような現象ばかりではないでしょうか?
家庭だけではなく、飲食店はこの駆け引きを常にして必死にチャレンジしていますね。
安心した安定感のある定番メニューを中心にする事と、毎日でも来店いただける様に、アレンジメニューや、今日のおススメなど毎日工夫して飽きを感じさせない努力ですね。これがシステマチックにかつ巧妙に組み立てられているのが、ファーストフードやコンビニエンスストアですね。商品サイクルの速さは凄まじいものです。
このように見てみると、継続出来ているものの背後には、飽きという現象が隠れているように見えてきませんか?
さらに、この飽きのお陰で私たちは工夫してまたやりたいものへと変化させる知恵を身につけていきます。
感動→飽きる→変化→感動→飽きる→変化→感動 → → →・・・→継続
短絡的ではありますが、人間には飽きる事によって変化させながら結果的に継続していく事になっているのではないでしょうか?
個人的な言い訳にもなりがちですが、
飽きたことをうまく利用する事で継続の力が生まれそうですね。その力こそが私たちの進化の原動力と思たら難しい事に囚われずさまざまなチャレンジができます。
一方で、飽きっぽい人の周囲にはヒントがいっぱい転がっているのかもしれません。そんな友達がいたら一緒にいる事が楽しめそうですね。
今回のテーマ「継続と飽き」はいかがでしたか?
新しいタネの発見につながっていったらうれしいです。
タネ屋のマル
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